1542)_恐ろしい映画観ました(°▽°)/　人間国宝となる歌舞伎役者の半生について描かれた『国宝』です。。。

毎週楽しみにしているラジオ番組で紹介された映画

Radikoを活用し、

首都圏や関西圏でしか聴けないラジオ番組を聴くことを

楽しみの１つとしている初老オヤジです。

そんな鹿児島に住む関西人ですが、

下記でもご紹介の『東野幸治のホンモノラジオ』も楽しみにしている

ラジオ番組の１つです。

1419)_新年早々のう⚪︎この話をするのは、「東野幸治」さんと「いのとも」だけです(°▽°) 東野幸治の「ホンモノラジオ」1月3日の放送で。。。 新年早々、 Radikoで、東野幸治さんの「ホンモノラジオ」を聴いてお...

そのラジオ番組で、6月13日25時からの放送の中で、

１つの映画が紹介されました。

あまりにも素晴らしい映画で、

ネタバレするのであまり言えないが、

今年見た映画の中で、ダントツの１番手、

さらに、1回観た後で、素晴らしい映画すぎて、

1週間のうちに2回目を映画館で観たという紹介がありました。

クソ忙しい芸能人が、

1週間に2回、同じ映画を観るっていうのが

これはかなりの映画だなと勝手に思い込んで、

私もすぐさまの翌々日の6月15日に

その映画を映画館に観に行ったのです。

この前に映画を見たのは、

同じ『東野幸治のホンモノラジオ』で紹介された

『侍タイムスリッパー』

この映画も大きな話題になりましたが、

今回紹介された映画も凄かったです。

恐ろしかったです。。。

その映画は、『国宝』。

2025年6月15日の新聞朝刊にも紹介記事がありました

ラジオを聴いて

ぜひ観に行こうと思った日曜日の朝。

いつもの様に新聞を読んでいると、

映画『国宝』に賭けた主演の吉沢亮さんの記事がありましたよ。

その新聞記事の冒頭部分。

「吉沢亮といえば『国宝』だね、と言われたい。その覚悟で臨みました」。

吉沢亮が体現したのは、任侠の家に生まれながらも女形の歌舞伎俳優となり、

その身を芸道にささげる立花喜久雄の鮮烈な生きざまだ。

と書かれていました。

少しネタバレだ！と思いましたが、仕方ありません。

ラジオでは、吉沢亮が素晴らしい、恐ろしいという話があったので

誰が観てもそう思える映画ということで

これは間違いないと思い、

確信を持って映画館に走るのでした。

イオンタウン姶良に併設するシネマサンシャインへ

調べてみると、

イオンタウン姶良に併設する

シネマサンシャインでは9時45分からの上映がありました。

それに決まりと

8時過ぎに自宅を出るのでした。。。

雨の日曜日ということもあって

イオンタウン姶良が満員になるのは目に見えていたので

早めの始動です。

開店時間の9時を少しまわったあたりで、

チケット購入の列に並びました。

左端のモニターに

『国宝』が9時45分に上映されることが示されています。

間違いありません。

実はこの映画『国宝』は3時間を超える大作ということで

さすがに多少の飲み物は欲しいと思い

コーヒーを購入するのでした。

ホットコーヒーでも420円ですが、

ポップコーンとソフトドリンクLで、1,080円とか

ぼったくり商売はまだまだ健在の様です。

上映の10分前になって

ようやく会場に入れます。

前に子供連れの親子がいましたが、

『国宝』を観るのかと思ったのですが、流石に違うはずです。

ディズニー映画の「リロ＆ステッチ」が9時35分から上映なので、

これを観るのだと思います。

会場手前の廊下に

下記の大きな宣伝幕がありました♪( ´θ｀)ノ

映画を観てから分かったのですが、

藤娘という歌舞伎の演目を舞う吉沢亮さんと横浜流星さんの姿でした。

映画の内容については

やはりネタバレのことを書くのは違うという思いもあり、

まだ書かないほうが良いと思いました。

それでも多少のネタバレをかかせてください。

吉沢亮さんの背中には「みみずく」の刺青があるのですが、

これが場面、場面で効いてきます。

この「みみずく」が恐ろしいのです。

3時間のこの映画は、人の人生というのは正に「禍福は糾える縄の如し」

を示した映画だと思いました。

藤娘という歌舞伎の演目を舞う吉沢亮さんと横浜流星さんですが、

2人の人生ともに、驚くような浮き沈みがあり、

最後の最後に、いいのか悪いのか分かりませんが、

吉沢亮さん演じる立花喜久雄が、ヤクザの親分さんの子息でありながら

人間国宝になるという物語なのです。

結局、歌舞伎役者の家系に生まれた横浜流星さんの「血筋」よりも

「芸」を極めた吉沢亮さんが人間国宝になるという物語なのです。

人生の浮き沈みを一緒に体感することになり、

本当に疲れてしまう映画ですが、是非とも、是非とも観て下さい。

そうそう、いくつかの歌舞伎を見たような気分にもなりました。

そんな歌舞伎を観たような気持ちになったので、

実家に帰った際に、母親と一緒にもう一度観てみようかなとも思っています。