皇海山(すかいさん)ってご存知ですか??
鹿児島に住んでいる人間には全くの馴染みのない皇海山。
スカイ山ということで、空の山とも読めるスカイ山ですが、大雨の中でした。
台風接近中で誰も山に登る様な天気で無かったのですが、鹿児島からはるばるやって来た身としては行くしかありませんでしたよ。
宿泊先の日光パークロッジを4時前に出発して、皇海山の登山口である足尾まで移動です。
足尾といえば、やはり銅山です。
そんな足尾銅山の近くが登山口となります。
無料の駐車場にはもう1台あるのみ。
日本百名山なのですが、ここから皇海山を目指す人も奇特な人しかいないのかもしれません。
更に台風接近中の大雨でしたし!
先にYAMAPの行程を示しますが、登山口の駐車場から1時間ほどアスファルトの林道を歩きます。
登山口に入ると一の鳥居が待っています。
5時42分でした。
朱色の鳥居が映えていましたよ!
しばらく登山道を歩くと巨大岩。
そして青の丸の2色に塗られた菱形マークがこの登山道の印のようで、ずっとこのマークがありましたよ!
そして、この巨岩に対する説明書きがこちら
アップでどうぞ ↓↓
自分が助かるために、娘をサルにやったというエグいお話です。
末娘の苦悩。。。
この後、見た目だけの夫婦カエルの岩。
こんなんばっかりです!
更には、猿田彦神社跡の標識。
猿田彦ってコーヒーのブランドという勝手なイメージでしたが、ここでは神社でした!
そして、そして、立派な立派な庚申山荘。
怖くて中に入れませんでした。
外の水道でお水だけ頂戴しました。
ありがとうございました。
山荘の近くにはアメダスの雨量計がありました。
昭和28年から動いている様です。
庚申山に登る途中、あの植物がいっぱいありました。
大河ドラマでもその兜の姿を見ましたが、トリカブトです!
なぜ、この様な花が咲くのか不思議です。
キレイなトリカブトの姿をどうぞ。。。
そして、枯れたトリカブトの花はこんな感じになるのです! ↓↓
クルミの様な姿です。
そして完全に枯れると1つの花から3つの身がなっているような。。。
なんなのでしょうか?? この姿の変化。。。
また、庚申山のハシゴは独特でした。
ちょっと登りにくい感じあります。
どこにでもある岩のトンネルを通って、まずは庚申山の山頂を目指します。
ここにもあのマークが写っています!
そして、ようやく庚申山の名前とその横にかっこ書きで皇海山の名前が出ました!
ここから皇海山は普通行かないのかもしれません。。。
標識から0.7kmで庚申山山頂!
もちろん、誰1人いない頂上となります。
庚申山から皇海山までの小さなピークがいくつもあります!
まずは、薬師岳です。
小さな山頂標識と、右に向かうと鋸山を示す標識です。
次は白山。
どこにでもある山の名前です。
この日の白山山頂からの景色は真っ白でした。
その景色どうぞ
そして、そして、皇海山までの道のりですが、ハシゴやクサリ多いです!
雨降りまくりのハシゴ注意です!
そして立派な標識が立つ鋸山。
標高1998m。
あと2m欲しかったですね。。。
このピークを超えて、降っていくと現在は通行禁止となっている利根村への道があります。
10kmを超えて、最後の登りです。
途中で、青銅の鉾が見えました!
足尾の銅山を象徴する鉾なのでしょうか??
「庚申二柱大神」とはいったい、何?
鉾の裏側には下記のような文字。
私には読めません。
そして11時8分、山頂到着です!
皇海山のピークハントです!!
いくつかの標識が建てられた皇海山の山頂ですが、もちろん誰もいません。
2143mの頂です!!
写真だけ撮影して即、折り返しです。
早く帰りたいくらいの大雨でした。
行きにも通過したハシゴですが、上りと下りでは印象が全く違います。
ここで誤って転落したら、しばらくはほったらかしだなと思いながら慎重に降ります。
雨の勢いは増すばかり。。。
行きには無かった滝が現れる始末。
モノスゴイ雨でしたよ。
逃げるように下山です。
早く温泉へ浸かりたい。
行きは真っ暗の中を通過した林道に、天狗が石を投げたような「天狗の投石」を通過です。
やっとの下山は15時27分。
登山口にある「国民宿舎 かじか荘」で日帰り温泉だ!
と意気込んでいくと、日帰り温泉は15時までとの反応。。。
コロナ感染防止のためって書いているから、誰ひとり登山客いない状況なので、ハイどうぞって言って欲しかったです。。。
仕方ないので、着替えだけ済まして、日光市に戻ります。
日光市の「やしおの湯」でようやく生き返ります。
撮影禁止でしたので、WEBサイトから借用です。
併設の食堂で、食でも生き返ります。
天丼をいただきました。
ナスに、かぼちゃの新鮮野菜の天ぷらがのった天丼、Goodでしたよ。
お値段、840円は妥当なのか。
お宿の日光パークビレッジに着くやいなやの爆睡です。
大雨の中、スゴイ雨音がするなというのを感じながら爆睡でしたよ。
明日、どうする??
つづくのか???