17年以上稼働し、息絶えたオートパイロット!
2019年7月6日のセーリングの際、オートパイロットを使おうとしましたが、電源を入れても無反応で、「いっちゃってる!」感じでした。我々がX-99を引き継いだのが2002年なので、そこから17年間、我々の無謀な扱いにも懲りずに働いてくれたオートパイロットくんが、臨終された様です。これまでの活躍に哀悼の念を捧げます。
持ち帰って、オートパイロットの内臓を確認すると、一目で分かる疾患が確認されました。モーター部に複数のサビが来ており、恐らくですが、昨年の台風接近の状態で硫黄島から黒潮を渡り、谷山港まで帰ってきた際に、かなりの海水を被っていたので、その後にサビが進んで、ご臨終となったものと考えます。
来々週の2019年7月26日に、ミシマカップヨットレースへの出場のために、谷山港から枕崎港まで回航する必要がありますが、その際にオートパイロットが無いと、スキッパーは丸々1日、ティラーを握っていなければならなくなります。炎天下が容易に予測され、回航でスキッパーが死んでしまうので、やはり、即刻、新規オートパイロットを購入すべく、ネット調査を実施するのでありました。
代替え機としては、誰もがその実績を認めるRaymarine(レイマリン)のオートパイロット ST2000+ を考えております。
上記の様に、定価が102,600円と小市民にとっては、ビッグプライスですが、Amazonでは、34% OFF の68,179円です。
アメリカの「WEST MARINE」から直接輸入で購入する手段もありますが、ST2000+の販売がなく、トルクの小さいST1000のみの販売で490ドルでした。輸入手続きでトラブったり、関税を取られたりすると元も子もないので、Amazonで68,179円で購入しようと思います。
ただ、7月15日は、Amazon prime dayで3%割引されるので、そこまで待とうと思います。買い物するのも大変です。
バウの航海灯も錆びついており交換が必要です!!
バウの航海灯の両色灯も点灯しない状態になっていることを確認しました。平成元年生まれのX-99は、令和元年で30歳。満身創痍の状況の様です。
こちらも内臓を確認すると、電球が錆び付いてソケットから取れない状況になっていました。電球の交換であれば現状の両色灯を使えば良いのですが、交換の場合はLEDタイプのものを使用しなければならないと法改正された様です。
改正の内容:「2014年1月1日以降、補修交換を含め、船灯を装着する場合は、新法規適合品をご使用下さい。」
ついでに、クラブユニホームまで新調します!!!
昨年のミシマカップにおいて、実は我々、Cクラスの優勝艇なのです。昨年の表彰式では、優勝の可能性があるとも感じていなかったので、メンバー全員がバラバラの服装で、紳士淑女のヨットマン&ヨットウーマン感じから程遠い状況でした。
今年は、一応、前年優勝艇として参加するので、少しでも正装すべく、ポロシャツですが、新調することにしました。さてさて、下記のポロシャツを着て、あの硫黄島の絶壁前のステージに再び立つことが出来るか、それは神のみぞ知るというところです。