距離32.5kmを12時間で駆け抜けましたよ!
2022年9月24日、北アルプス遠征の2日目です。
前夜の大雨ですが、35年前に購入のテントでも問題なく過ごすことが出来ました。
本当にバケツの水をひっくり返した様な大雨でしたが。。。
この日は、テントサイトの上高地小梨平を出発して、日本百名山に選抜されている常念岳まで往復することを目標に歩き出しました。
下記がそのコース地図となります。
3時起床、出発が3時48分となりました。
真っ暗の中、ヘッドランプだけを頼りに梓川沿いの林道を歩きます。
1時間掛からずに徳沢、その後40分ほどで横尾に到着しました。
時間は5時30分です。
上記写真の奥に見えるのが横尾山荘。
大学生の頃に2回ほど横尾山荘の前のベンチで休憩を取ったのを覚えていますが、建物は一新されていました。
キレイなキレイな横尾山荘でした。
早朝でしたが、山小屋の朝は早く、1階の売店が既にオープンしていました!!
前日、乗り継ぎが良すぎてコンビニで食料の買い込みが出来ておらず、山小屋で購入するしかないと思っていたところに、品物豊富な横尾山荘の売店に朝一番のタイミングでめぐり会うことが出来て、本当に助かりました。
SOYJOY200円、おぐらあんぱん250円、アーモンドチョコレート300円、オールレーズン300円と、合計1050円となりましたが、これらを調達できて心底嬉しかったです。
実際に、ここでうまく行動食をゲットできたので、常念岳のピストンが成功したのだと感じております。
横尾山荘の前にある横尾大橋を渡れば、涸沢カールに登るルートです。
常念岳は反対側の尾根を登ります。
雨は降っていないものの、眺望はぜろの状況で槍見台に到着です。
槍ヶ岳を見ることができるポイントということなのですが、視界ゼロです。
槍見台からさらに10分ほど登った地点で、下記のようにようやく山のピークが見えました。
なんという山のピークか分かりませんが。。。
そこから30分、さらに登って、常念岳と蝶ヶ岳の分岐点に到着です。
左に曲がって、ここからは稜線を常念岳まで歩くことになります。
天気はまだ曇りがちです。
常念岳の前に、蝶ヶ岳の端っこにトンガったお山の蝶槍に到着です。
前には穂高連峰なのですが、雲のベールをまとっています。
ここで8時でした。
ここから稜線歩きですが、2時間ほどかけての常念岳です。
ここの2時間は結構キツイです。
しかしです。
この間で2度ほど雷鳥さんに出くわすことが出来ました。
人間に対して全く警戒感がない可愛らしい雷鳥の姿を見て下さい。
YouTubeに動画アップしています。
2つ目の動画は少し編集をして、カッコ良く作ろうかと思っているうちに眠たくなり、2日ほどアップ出来なかったので、とりあえずパスしました。
ごめんなさい。。。
戻って、目指すは常念岳。
雲のベールをまとったピークが見えてきました。
そこから段々と雲が取れていき、しっかりとその姿を現しましたよ。
四角錐の様な、ピラミッドのような山容の常念岳が見えました。
更には南東の方向には雲海が見え、その向こうに山の頂上が顔を出している様です。
下記の写真で分かりますか??
富士山の頭。
下記の写真までアップすると分かると思います。
山頂が少しだけ見えています。
恐らく富士山で間違いないと思うのですが、間違いだったらm(._.)m
そして10時10分、常念岳の山頂に立つことが出来ました。
日本百名山のYAMAP記録として26座目のピークです。
3連休の2日目ということもあり、沢山の方が山頂には居られました。
2,857mの山頂に立つことが出来ました。
常念は生涯初のピークです。
山頂から北側には大天井岳までつながる稜線が見えました。
ここから先もまだ私に取っては未知の世界です。
今回は常念岳でピストンなので、ここで折り返します。
山頂で少しばかり休憩をして、出発点の小梨平キャンプ場に戻るべく折り返しです。
帰り道を見ると青空も出てきました。
蝶ヶ岳で天気が良ければ、穂高連峰から槍ヶ岳までキレイに見える絶好のビューポイントであることは高校1年の夏合宿でも経験済みなので、期待が高まります。
来た道を戻って行くと、小さなトンガった蝶槍の姿が見えましたよ!
さらに本家の槍ヶ岳も姿を現しましたよ!!
上記が蝶槍で、下記が本家の槍ヶ岳。
ようやく姿を現しました!!
蝶ヶ岳は非常になだらかなお山で、その長いお山を歩いていると、槍穂高の山々がよりキレイに見える様になってきました。
いわゆる絶景が目の前にという感じになってきました。
山頂近くの蝶ヶ岳ヒュッテにはビールの自動販売機があります。
運転はしないので、ビールを頂きです!
なお、ヒュッテの隣はキャンプサイトになっています。
3連休ということもあり、テント多数です。
ビールは、蝶ヶ岳山頂で頂きます。
お疲れ様でした。
自分で自分を褒めるしかないです。
ここまでくれば絶好の太陽の日差しとなっています。
しかしです。
ビールの写真を撮ろうとして、手元が狂って、蝶ヶ岳さんにビールを飲んでもらうことになったことをご報告させて頂きます。
そして、至福の時の写真、4枚です。
どうぞ。
翌日、槍ヶ岳から穂高連峰を縦走するつもりだったので、その姿を先に見ることができ、幸せの時間となりました。
その後、メロスは走ったの如く、小梨平キャンプ場まで急ぎました。
16時前に到着し、「小梨の湯」のお風呂に入るためです。。。
さてさて、間に合ったのでしょうか??
それは次回ということで。。。。
つづく
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