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1348)_人生初めての立山、劔に挑戦なのです ( ^ω^ )その2

いざ、劔(つるぎ)♪( ´θ`)ノ

2024年9月17日。

室堂から剣山荘までの行動を前回報告させていただきました。

11時、剣山荘を出発し、いざ劔です♪( ´θ`)ノ

初めての劔ですが、いきなり鎖となります。

この1番、鎖はさわることなく通過できます。。。

一番鎖を越えて、

剣山荘をかえりみます。

緑の槍沢の中に赤い屋根が目立っています。

そして、2番鎖。

ここも余裕です。

まだまだです。

続いて、3番鎖。

ここから、ガレ場を垂直に上がっていくことになります。

ガレ場を登っていくと

大きな岩あります。

後ろには青い空も見えています。

そして、4番鎖。

マジで、劔は鎖ばっかりです。

安心して歩けるところがありません。

そして、そして、

前劔の頂上に到着です。

残念ながら視界ゼロです。

そして、やせ尾根に架けられたパンチングメタルの橋を渡ります。

ここの通過は滅茶苦茶、本当に恐ろしかったですよ。

腰を下ろして、慎重に通過しました。

そして5番鎖。

上記の写真からも分かるように

5番鎖の下は、何もありません。

落ちたら死んでしまいます。

まだ続きます。

6番鎖となります。

6番鎖を登って、

真っ直ぐは行き止まり。

左に迂回して剱岳頂上です。

うっすらとガスの向こうにピークが見えています。

続いての7番鎖。

ここは鉄の支柱を頼りに登るのです。

まだまだ鎖地獄を続きます。

8番鎖。

写真で見るよりも怖いですよ。

この日はガスガスで、下の景色も見えないので、それが幸いした様で

天気の良い日は目がくらむ様です。

そして、9番鎖。

これは後から分かることなのですが、

この旅を終えて、鹿児島に帰ってから

何故か脇腹が痛かったのです。

おそらくですが、この9番鎖で、

鉄支柱を持って、踏ん張ったときに、脇腹の筋肉痛になったのだと思います。

その時は必死で、落ちたら死が確実というポイントなので、

痛みを感じなかったのですが、その後、だいぶ経ってから痛みが出てきたのです。。。

そして、2024年9月17日13時16分、

人生初の劔山頂に立つのです。

山頂には誰も居られず、セルフタイマーで記念写真を撮りました。

実はヘルメット着用していました。

剣山荘で1日レンタル1000円で借用しました。

落石の危険性が高いので、ヘルメットは必須なのです。

山頂には沢山の標識がありましたが、

そのうちの1つを祠の上に置いて撮影です。

標高2,999mの山頂の姿です。

苦労して登りきった剱岳ですが、

10分ほどの滞在で下ります。

剱岳は、核心部は登りと下りのルートが分けられており、

離合の際に事故が起こらないように配慮されているものと推察します。

そして、下りはいきなりの10番鎖となります。

そして、ステンレスでできたハシゴを降ります。

ハシゴ付近の落石で梯子が落ちない様に

いくつもの鎖で固定されています。

そして、ここには避難小屋がありました。

張り巡らされたワイヤーで固定されております。

この避難小屋に救われた登山者も多く居られるのだろうと勝手に推察しております。

さらに下って、11番鎖。

ガスガスの中、慎重に下ります。

続いて、12番鎖。

下りなのですが、登ります。

その先には、ガスの中に太陽の輪郭が見えます。

これが最後か、13番鎖。

この辺りから先行されていた登山者を追い越すのですが、

鎖に全体重をかけて登られており、

恐ろしいです。

当方は高校時代から山岳部に属しており、

そこではできる限り鎖等の人工物には手をかけずに

上り下りする様に指導されてきました。

人工物は万が一に外れたり、折れたりというリスクがあるので

避ける様にという指導でした。

劔でも同じようにできるだけ鎖を使わないように上り下りしましたが、

ここは、鎖や鉄支柱を使わないと進めないようなポイントがいくつか

ありましたので、ご報告させて頂きます。

下記の下りでは、外国籍の家族が居られましたが、

結構、無謀な印象がありました。

劔は相当経験を積んだ人でないと危ないと思います。

こんなところで浮石を落とされたら、恐ろしすぎます。

そして、そして、

一服劔まで戻ってきて、

振り返ると剱岳の姿。

こんな時期でも恐ろしかったので、この厳冬期は信じられません。

最初で最後の剱岳になるかもしれませんが、一度登ることができ、とにかく嬉しいです。

11時に剣山荘を出発し、

15時30分に剣山荘に戻ってきました。

平日のすいている時で4時間半かかっているので、混雑期は大変だと思います。

いいタイミングで劔に来ることが出来ました♪( ´θ`)ノ

剣山荘に戻って、

シャワーを浴びさせてもらいます。

なんと、剣山荘にはシャワーもあって、水洗便所もあるのですよ。

そんな快適な剣山荘なので、豪華キャストで作られた映画「劒岳 点の記」の

長期宿泊場所になった様です。

映画「劒岳 点の記」の紹介YouTubeは下記 ↓↓

そして、その映画「劒岳 点の記」の出演者と撮影スタッフの

サインが入ったポスターが飾られていました。

先頭を歩くのは香川照彦さんで、

2番目に歩く、浅野忠信さんのサインは、

自らの口から吹き出しの様にして、「自由 浅野忠信」と書かれています。

映画スタッフも食べたであろう

剣山荘の夕食は下記。

ハンバーグに、エビフライ、ブリの照り焼きという思考凝らしたメニューとなっています。

夕食後は、剱岳という日本酒で、晩酌です。

電子レンジでチンして頂きましたよ。

また、この日は中秋の名月の日。

まん丸い、ボーンの様な月が見えましたよ。

この日は剱岳に登れて、剣山荘に泊まれてと

ハッピーな1日となりました。

翌朝は立山縦走し、室堂に降りて実家の滋賀に帰る予定です。

つづく

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いのとも
鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

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