内緒の話ですが、当方は、ANAのスーパーフライヤーカード保有者です。またの機会にこの「ANAスーパーフライヤー」とは何ぞや、「ANAスーパーフライヤーカード」を持っていると何のメリットがあるのか説明させて頂きます。
加えて、ANAの株主でもあります。株主が何であるかは何となく分かると思いますが、ANA、つまり正式名称、「全日本空輸株式会社」の株式を保有する者は、それに応じた株主優待が得られるということです。
具体的には、ANAの株式を100株保有することで、1年に2回、4月と10月に1枚、株主へのお礼として支給されます。
当方は、ヨメ名儀でANA株を200株保有しており、1年に2回、毎回2枚、下記の株主優待券を送付頂いております。
例えば本日1月22日のANA株の価格は1株3,995円なので、100株の価格は399,500円となり、約40万円の株式保有で株主優待券を年間2枚頂けるということです。
このANA株主優待券は、国内線の「FLEX-D運賃」、平たく言うと通常の正規料金が50%割引となるスーパー優れた割引券なのです。
それゆえ最大効力を発揮させようとすれば、国内線最高価格の沖縄/那覇空港 – 札幌/千歳空港間の正規料金66,240円に対して、50%割引の33,120円の価値となる訳です。
単純計算すると、約40万円で、年間2枚掛ける33,120円の配当と考えると
66,240 ➗ 400,000 x 100 = 16.58 % の利回りとなる訳です。
これは最大限の場合で、当方は鹿児島 – 伊丹空港の帰省で使ったりするわけですから、29,320円の正規料金に対しての50%割引ですから、14,660円の価値となります。
これでも年間2枚の株主優待で、7.33%の利回りとなります。
1年間10万円を貯金していても、現在は0.001%の利息しかつかないので利息は1円となります。40万円で、年間4円。ありえない状態です。
それゆえ、鹿児島に住む関西人にとって、航空会社の株主優待券は活用すべきアイテムであることを強くご認識下さいませませ。
一方で、エアーチケットは、LCCの格安チケットがあったり、最大75日前の予約で大きく割引されるチケットがあったりするために、よーーーく、よーーーく考えて使う必要があるということを覚えておいて下さい。
具体例を出すと、鹿児島 – 関西空港を飛んでいるLCCのPEACHアビエーションであれば、直前でも6,990円で飛ぶことができます。
その後の交通が不便な関西空港ではありますが、株主優待を使わないでも最安の移動を考えると、株主優待券がなくても、6,990円で関西まで飛ぶことができるのです。恐ろしきLCC !
またANAであっても、正月休みの帰省など早くから決まっている予定であれば、最大75日、つまり2か月半前に予定がたつのであれば、鹿児島 – 伊丹間が9,360円で移動することが出来ます。
単純にLCCの6,990円と、ANAの75日前予約の9,360円を比較すると、やっぱりLCCの方が安いのですが、冒頭に書きましたANAのスーパーフライーヤーである当方は、ANAを選択してしまうのです。
それでは株主優待の使い道がよく分からないと思われる方もおられるかもしれませんが、株主優待は、株主優待で優れた威力が備わっているのです。
その威力は、大きく2点あります。
一つは、直前、当日であっても50%割引が適用される点。
もう一つは、自由に予約変更が出来るという点です。
先に紹介したLCCや、ANAの先行75日前チケットは便を変更する際に、ほとんど全額に近いキャンセル料を取られてしまうのです。
それって、結構痛いのです。
また、関西人の経験から物申すと、親の体調が急に変化した際に、どうしても今すぐに、正に飛んで帰る際に、株主優待券を保有していると、直前でも正規料金の50%割引を受けれるということなのです。
このオールマイティなカード(株主優待券)、是非保有するべく、航空会社の株式を購入することをお勧めいたします。