理不尽なこと その1 ダイヤルアップのネット接続料金
今回実家に帰った際に、母親から下記のお知らせを渡されました。
差出人は、auです。
auのダイヤルアップによるインターネットサービスの提供を2022年3月31日をもって終了させるという連絡です。
。。。
2002年4月30日から続けていたコミコミコース ライト1が終わるということなのです。
と言っても今どき、パソコンでダイヤルアップでネット接続する人もいる訳もなく、辞めるのを忘れていてそのまま料金を支払い続けていたという事実をたたきつけられた印象です。
auのサイトを確認すると、コミコミコースライトの月額使用料金は税込で418円でした。
初めの何年間は使っていたかもしれませんが、ここ15年くらいはほぼ使っていないことは明確なので、
418円 x 12ヶ月 x 15年 = 合計75,240円
をただただauさんに支払い続けてたということなんです。
今回ダイヤルアップサービスを辞めるという段階になって初めて、今後どうするのか確認の連絡が入ったということなのです。
何年も全く使われていないことがわかっていても何の連絡もせずに月額の金額を徴収していて、今頃になってサービス終わりますがどうしますかって、よくよくそんなことが言えるよね、というのが庶民の感覚です。
下記のフォローチャートに基づいて回答下さいとのことなんですが、これでもまだ12月分まではお金をいただきますと言う恐ろしい感覚のお知らせなのです。
理不尽なこと その2 今どき2万円を超える携帯電話費用って
auさん関係でもう1つありました。
それは母親の携帯電話料金なのです。
先月、9月の携帯電話料金が2万円を超えているというのです。
6月、7月あたりも1.6万円くらい支払っていたというのです。
これはまずいと、帰省した際にauショップに駆け込みました。
すぐに契約プランを変更しました。
年寄りと言えど、固定電話での会話から携帯電話での会話に移行しており、グランドゴルフのお友達や、近所の同世代のお友達との連絡は携帯電話になってしまっている様です。
LINEなども使っていますが、やぱり電話で会話した方が早いということで1回の通話が5分を簡単に超えてしまい通話料が莫大になってしまうのです。
この部分を節約しろと言っても厳しいので、かけ放題のプランに変更しました。
これであればいつでも、どんだけ掛けても9000円ほどになります。
更に驚きなのは、データ通信量も時々契約の2Gを超えていることがあり、これもお高い超過料金を支払っていた様です。
というのは、母親も前回の機種変でiPhoneにしたのですが、これが本当いうと失敗だったのです。
自宅に Wi-Fiがない家庭の場合、iPhoneで頻繁にされるiOSのアップデイトで、ギガ消費が半端ない状況になる様なのです。
自宅にWi-Fiがない家庭ではiPhoneを使用に注意が必要なのです。
フリーWi-Fiのあるコメダ珈琲やマクドナルドに行って、アップデイトする等の工夫をしないとギガ死となってしまうのです。
恐ろしいことです。
理不尽なこと その3 関西電力もDXという名の年寄りイジメをしてきているのです( `ω´)
3つ目の理不尽はデジタルトランスフォーメーションの流れが、年寄りイジメになっているという事象です。
上記が関西電力より来ている「電気ご使用量のお知らせ方法の変更について」という連絡です。
環境負荷低減の取り組みから、ペーパーレスにするために、ネット上のWEB会員になって、パソコンやスマホで電気使用量を確認して下さいよという年寄り世帯を置いてけぼりにする施策に出てきているのです。
この動きのために、従来通りのペーパーによる電気使用量のお知らせをもらおうとすると、毎月110円が必要になるという、仕打ちなのです。
母親との相談で、引き落としされる銀行の通帳を確認して、月々の電気使用量は確認するということで、ペーパーのお知らせも頂かないことにしました。
コロナウイルスのワクチン接種でも、年寄りから開始した際に、ネットでの申し込みを進めたりしていましたが、やっぱり無理だということがよく分かりました。
便利な世の中になる中で、デジタル弱者である年寄りが更にしわ寄せを食う状況になっている様です。
衆議院が解散し、総選挙に突入しましたが、選挙はアナログのまま、鉛筆で候補者の名前を書くという方法なので、まだまだ年寄りの影響は大きいと思います。
年寄りの逆襲に合わない様に、年寄りのことも考えて世の中の仕組みを構築して頂きたいと思います。