帰省の際に、衝撃の事実が、、
6月に帰省した際、実家の母屋が大変なことになっていました。
なんと、「シロアリ」に食われていたのです。
1973年上棟の築46年の実家ですが、当時は非常に珍しい鉄筋コンクリート建築です。鉄筋コンクリートの家も「シロアリ」に食われるのかと少し疑念がありましたが、実際の現場を見ると、強烈でした。その写真がこちらです↓↓
写真中央の穴は、エアコンを後付けできる様に配管が通っていたものです。この部分に木製のフタが被っていていました。その木製フタも下記の状態です。しっかり食われています。
46年前の計画では、各部屋にエアコンが設置出来る様に、配管を準備して、この木製フタを外して設置すればよいという父親の目論見があったのですが、エアコンが設置されることもなく、逆にシロアリ君にやられる弱点を与えてしまっていた様です。
10年前くらいに、この木製フタの上に、タンスを置いており、「シロアリ」の潜入に気づかず、ここまでの事態になってしまった様です。
「シロアリ」で家が傾く前に、実家の母親はシロアリ駆除のメーカさんにそれなりの処置をしてもらった様です。1枚目の写真は、シロアリ駆除の処理済みの写真で、白い1cmφくらいの小さな部分が薬剤の様で、拡散防止になっている様です。
床下健康診断調査報告書とは??
「シロアリ」駆除メーカさんの床下健康診断調査報告書「床下カルテ」なるものがあったので、紹介します。表紙には、我が実家の外観写真がドンと掲載されています。鉄筋コンクリート造りであることが分かります。
近所のホームプラザ「ナフコ」さんが出していた新聞広告を見て、母親が依頼をした様ですが、「ナフコ」さんは窓口であって、実際に来たのは「シロアリ専門の有限会社」でした。
診断書の中身は、床下の状況を示す何枚かの写真で、エアコン用の配管の写真も捕らえられています。鉄筋コンクリート構造と言っても、束石から基礎部分は、木造なんですね。
貴重な床下健康診断書です。蟻道を薬剤で処理して、全体的な消毒もして頂いた様です。
最後は、気になるお値段ですが、私の第一印象は、そんな値段で出来るんだという非常に安いイメージを抱きました。相場が分かりませんが、今回の「シロアリ処理のお値段」は、諭吉さん10人いらないくらいでした。
参考にして頂ければ幸いです。
なお、築46年の古い実家ですから、「シロアリ」拡散防止の処理だけで、畳を変えて対策完了としました。