「与論高校はなぜ定期考査と朝課外をやめたのか」
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与論高校の校長先生が書いた論文が優秀賞を取り話題になっています。
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その論文のタイトルは「与論高校はなぜ定期考査と朝課外をやめたのか」。
内容は、タイトルそのままで、中間テストや期末テストなどの定期テストと、いわゆるゼロ時限の補講をやめるという取り組みを実行された様です。
テストは、各教科ごとに単元のまとまりが終わった段階で実施するという内容に変更されたようで、テストが完全に無くなった訳ではありません。
また朝補講は生徒の主体的な学びがなく、やらさればかりの時間延長は逆効果であったり、また教員の負担も減り、働き方改革にも寄与しているという内容です。
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小さな島の高校ですが、いろいろと工夫をされているのです。
今はネットの環境さえあれば、リモートで有名講師の授業を受けたり、リモートでの家庭教師をお願いしたりということが出来るので、離島というハンデがなくなりつつある状況の様です。
そんな与論高校の出願状況が新聞に出ていました。
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なんと、その倍率0.03ということです。
37人の学力検査定員に対して、現在の出願者数がたった1人という状況です。
定員は80人なのに、学力検査定員が37人になっているのはなぜかというと中高一貫校になっており、中学からのエスカレータで上がる生徒が43人ほどいるということだと思います。
小さな島でわずか40名ほどの同級生しかいない与論高校。
それだけに絆は相当強いと思います。。。
なお、甲子園出場が決まった大島高校でも279人の学力検査定員に対して、出願者が232人で、出願倍率0.83です。
離島の高校は、ほとんど1倍割れという状況。
なぜか寂しく感じてしまうのは私だけでしょうか。。。