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120)_初めての「くじゅう山」「九重山」「久住山」その9

初めての「くじゅう山」「九重山」「久住山」その1は、こちら

2019年10月22日、稲星山(いなぼしやま)初登頂( ^ω^ )

お弁当を食べてゆっくりした白口岳(しろぐちだけ)山頂を後にして、鞍部まで下ってきました。この鞍部には、立派な道標がありました。

白口岳と稲星山の鞍部

道標からも分かる様に、右に行くと中岳へ、左に行くと1643mの展望台に行くことが可能です。また、展望台方向に少し降りると、水場があります。合計1.5Lの飲料を持っていましたが、大船山から白口岳の行動と、昼食で殆ど飲み干してしまう天気の良さもあり、ここでの水の補給は助かりました。

この鞍部から、標高100mを登ると稲星山(いなぼしやま、標高1,774m)です。

九重山の4座目です。

稲星山山頂(動画から静止画抜き取り)

10時30分を過ぎ、下界も晴れて、キレイな黄緑や深緑の世界と、山側の紅葉とのコントラストで、下記の眺望写真も気分の良い雰囲気が出ています。

稲星山山頂近くから下界を眺望

2019年10月22日、稲星山山頂からの眺望動画

大本命の九重山の久住山(くじゅうさん、1786.5m)へ

深田久弥の著書、日本百名山に「九重山は山群の総称であって、その主峰は久住山。」と記載されていることを、このブログでも紹介させて頂きましたが、その主峰の久住山を目指すところまで来ました。

稲星山から西方向に稜線を進むことで、本命の「久住山(くじゅうさん)」となります。

稲星山の山頂から、そのルートが明確に見えます。

稲星山から久住山へのルート

そして、そして、2019年10月22日11時35分に久住山登頂です。

5座目の登頂です。

標高は1786.5mです。

山頂は、大きな岩を寄せ集めた様な感じです。

法華院温泉から約8時間で、ここまでやってきました。

スマホのバッテリーの残留は3%を表示しており、殆ど写真も撮れない状況になっていました。

久住山 1,786.5m山頂

下記は、この山行中で撮影した写真の位置関係を示しますが、初めての九重で、何も知らなかったがために、相当なロングランコースを回ることになりました。それにしても大船山の日の出から紅葉めぐりで、秋晴れの中、気持ちよく歩くことが出来ました。

今回の山行での写真撮影位置

ここまで来たら、中岳のピークハントもしないと!

この日は国民の休日ということもあって、日帰りハイクの方も沢山おられ、久住山の山頂もかなりの賑わいでした。久住山から目の前に中岳、少し左に三俣山も見られます。

当初は、紅葉深い三俣山もピークハント出来ればと思っていましたが、疲労による膝の痛みも強く、三俣山は無理と判断し、中岳と天狗ヶ城まで登ろうと決心し、先に進みました。

奥に見えるのが大船山、その左が中岳、さらに左が天狗ヶ城
右の天狗ヶ城と、中央奥に三俣山の眺望

久住山からなだらかな斜面を降り、御池を迂回して、20分ほどの登りで、中岳登頂となります。この登りは、殆ど足が動かず、気持ちだけで登ったという感じでした。

そして、12時23分、九重山の最高峰である中岳に到着です。1,791mの標高は、九州本土の最高峰でもあります。

言わずもがな、九州最高峰は、屋久島の宮之浦岳で1,936mとなります。

中岳から大船山、平治岳、坊ガツル方面

中岳山頂でもお昼を取る方が多くおられ、にぎわっていました。

坊ガツル方面と三俣山方面の眺望も良いため、バッテリーの残量が無い中ですが、シャッターを押すのでありました。

中岳山頂付近で、昼食を取られる方々。手前が城口だけで、左奥が大船山
坊ガツルの平野部と平治岳
中岳から三俣山方面

スマホのバッテリー残量は1%となり、、、

九州本土最高峰の中岳にいたのは数分で、バッテリーの残量は1%となり、もう限界というところでしたが、下山途中で御池があまりにもキレイであったので、久住山を背景に1枚撮影しました。

鹿児島の「大浪の池」と同じ様にカルデラの池で、季節や天候によって池の水の色が変化する様です。

久住山のピークはこの方向から見るとなだらかなので、あまり貫禄がありません。

御池と久住山

この日、最後のピークは「天狗ヶ城」1,780m

そして、12時45分。この日7座目の「天狗ヶ城」をゲットし、道標の写真を撮ると、スマホは力尽き、ダウンするのでした。

そのため、YAMAP のゴール地点も「天狗ヶ城」となってしまい、ここからの下りの記録は残念ながら残りませんでした。

九重山7座目の天狗ヶ城 1,780m

ここから約3時間の下りは地獄でした。完全に膝がいっちゃってる状態で、久々の苦痛でした。

最後の上りで諏蛾守越へ。ここでは三俣山への日帰りハイキングのファミリーが沢山いました。そのファミリーにも道をゆずるレベルの低速で、なんとかかんとか歩き続けました。

今日俺は、朝3時50分から、10時間以上歩いているのだよと言い訳したい気持ちで、車を駐車している長者原まで踏ん張りました。

2019年10月22日15時39分。

長い長い山行が無事終わりました。

ほぼ限界でした。

近隣には絶好の温泉が沢山あるはずでしたが、ここで温泉に入ると疲れがどっぷりと出て、今日中に鹿児島まで帰ることは出来なくなると思い、車に乗って、大分高速道路から鳥栖経由で、鹿児島まで高速を飛ばしました。

途中、宮原SAで大好きな「いきなりステーキ」を頂き、20時45分に鹿児島県霧島市に到着。

ここで、いつも通っている「花の湯」により、汗を流してから自宅へ。

ここで、ようやくのビール。骨抜きの状態で布団に潜り込みました。

充実の『即位礼正殿の儀』の祝日となりました。

おしまい。

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いのとも
鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

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