折立登山口から総距離55kmの日本百名山4座めぐり
今回は、折立登山口をスタートし、
黒部五郎岳（標高2,839.7m）、
鷲羽岳（標高2,924.4m）、
水晶岳（標高2,986m）
と回って、
最後に
薬師岳（標高2,926m）
を登るコースです。
2024年9月15日4時起床
4時20分折立登山口スタートです。
ここは一番近くの日本百名山「薬師岳」の登山口として認知されている様です。
標高1,350m
標識には、「山を愛し自分の経験と体力に合った行程を取りましょう」という注意喚起がありましたよ。
30分ほど真っ暗な中を登っていると
アラレちゃんの登場です。
先は長いですが、頑張ります。。。
6時前になって、これまで登ってきた登山道を振り返ります。
雲の間に、ダム湖の有峰湖が見えていましたよ。
そして、6時30分、
太郎平小屋に到着。
太郎平小屋で前夜を過ごされた方が出発準備をされていました。
お店は手広くやられているようで、
色々な品物が売られていました。
ノンアルビールも販売されていましたよ！
ここの広場には、大きな標柱があります。
中部山岳国立公園 太郎兵衛平2,３３０m
← 薬師岳2,926m 五色ヶ原
→ 黒部五郎岳2,840m 雲ノ平
↓ 折立峠1,350m
視界ほぼゼロの状況で、雨が降ってきました。
最悪です。。。
まずは百名山１つ目の黒部五郎岳を目指して進みます。
その前に、太郎山の山頂。
途中、天然記念物の軍団と遭遇。
下記の写真に、その天然記念物が７羽、映っています。
これだけの大群との遭遇は初めてでした。
雷鳥軍団です。
さらに北ノ俣岳の山頂をスルー。
先を急ぎます。
そして、またもや雷鳥軍団。
４羽でしたが、手の先近くまで近づくことが出来ました。
ここでは雷鳥もハトレベルです。
黒部五郎の肩に荷物を置いて、
黒部五郎岳を目指します。
そして9時53分、
日本百名山で、私にとって、YAMAP記録の７３座目となる黒部五郎岳の山頂に到着です。
視界ゼロですが、登頂記録を残すことが出来ました！
山頂のえんま様の石仏の写真もどうぞ。
先は長いので、写真を撮って、すぐさま次に向かいます。
少し下山して、黒部五郎小舎が見えました。
かなり大きな小屋でしたよ。
ここは、Tシャツ類の販売の種類が多かったです。
ロンTを１枚購入すればと今更ながらの後悔です。
次は三俣蓮華岳です。
小屋裏から登りとなります。
そして、そして、12時28分、三俣蓮華岳山頂に到着です。
全くの視界ゼロの世界です。
雨がひどくなり、スマホが濡れるのもイヤなので
写真の撮影枚数が極端に減りました。
雨の勢いが凄いので、三俣小屋で大休憩を取ることに。
ここには、山上レストランがあるのです。
ここの展望レストランで、1,800円のラーメンをいただくのです。
雨に打たれていたので、温かいラーメンは助かります。
雨は止む気配もないので、出発です。
予約している水晶小屋には16時までに入る必要があるので
急がなければなりません。
この日２座目となる日本百名山は鷲羽岳（標高2,924m）
ほとんど暴風雨状態の中、鷲羽岳の急登を上りました。
14時23分、ピークハントです。
そのまま下って、
15時23分に水晶小屋に到着です。
なんとか、16時に間に合いましたよ。。。
小屋に入って、着替えをして、
与えられた半畳ほどの自分のエリアでゆっくりしたのが、16時。
ほっと一息です。
17時前に晩メシです。
上げ膳、据え膳ありがたい限りです。
特にこんな雨の日は。。。
テントであれば、もう大変です。
晩メシはカレー。
聞くところによると水晶小屋では毎晩、カレーの様ですね。。。
ご一緒となった皆さんと色々な話をしながらの夕食です。
双六小屋から来られた人が多い様です。
中には、私が昼ごはんのラーメンを食べた三俣小屋から来られた人も居られたようで
折立登山口から来た人は誰もいませんでした。
小屋にはHarman／Kardonのスピーカーがあり、
食事の際の１曲目はハナレグミさんの「家族の風景」でした。
小屋番の方の好きな曲のようです。
「キッチンにはハイライトとと ウイススキーボトル🎵
どこにでもあるような家族の風景🎶」
心地よい山小屋で、お腹いっぱいカレーを食べて、
疲れいっぱいで、そのまま布団でおねむとなりました。
小屋の屋根には大きな雨音が響いていましたよ。
つづく
