剣山荘での宿泊。翌日は立山連峰縦走です♪( ´θ`)ノ
2024年9月の年次休暇は、
北アルプスの4座(黒部五郎、鷲羽、水晶、薬師)を登頂した後、
劔と立山を狙うのでした。
室堂から剣山荘までの記録は下記ブログにてご紹介。
さらに剣山荘から剱岳の往復ルートの様子は
下記ブログ記事にてご紹介させて頂きました。
剣山荘で宿泊した翌日、
2024年9月18日は、4時前に起床して、
4時19分に出発しました。
そして4時45分。
剣沢小屋(つるぎさわこや)に到着です。
真っ暗なルートをヘッドランプの光を頼りに歩きました。
平たい沢のルートなので、結構迷ってしまいましたよ。
剣沢小屋前の標柱を撮影。
後ろに見えている光が剣山荘の灯です。
剣沢小屋も立派な小屋で、いろいろな劔グッズを販売されている様でしたが
早朝だったので諦めました。
しばらく剣沢を進むと、
富山県警の剱沢警備派出所がありました。
玄関横には、遭難者を救助する大きなソリが立てかけられていましたよ。
そして、
その隣には、
剱沢野営管理所がありました。
当日は、平日で、テントの数もまばら。
それでも朝5時前からランプは灯っていました。
ここから更に登って、
別山へのルートと、剱御前小舎へのルートに分かれる分岐点に到着。
少しは明るくなってきました。
時間は5時9分。
急登を進んで、尾根に出ます。
尾根に出てもガスガスでした。。
ここから左を進んで、別山山頂から別山北峰まで歩きます。
北峰山頂の到着時刻は5時43分。
山頂のプレートは何が書かれているか分からない状態でした。
元の道を折り返して、
分岐までやってきました。
ここには御堂と「立山別山 2880m」の標識がありました。
ここからは基本的に稜線歩きとなります。
視界ゼロの真砂岳山頂は下記 ↓↓
どんどんと天候が悪くなってきました。
そして6時57分、富士ノ折立に到着。
標高は2,999mで剱岳と同じ高さです。
ここで、なんと剣山荘のバイトの方に追いつかれました。
9月からバイトをされており、初めての3連休の休みをもらわれた様で
実家の愛知まで帰られるところでした。
立山雄山まで結局出会った登山者はこの方一人でした。
そんなただひとりの方にお願いし、富士ノ折立で写真を撮って頂きましたよ。
天候悪い中、更に進んで
大汝休憩所。
立山にはこんなに沢山の山小屋があることを初めて知るのです。
7時12分。
大汝山の山頂に立ちました。
標高3,015mで立山の中で最も標高の高い場所となります。
そして山頂に神社がある
雄山へ向かいます。
頂上御本殿はすぐそこです。
鳥居が見えてきました。
鳥居を過ぎたところにゲートがあります。
入口と出口が分けられています。
入口の横には小さな小屋があります。
ご祈祷するための入場料が700円で、
この小屋で支払う様ですが、
午前8時前だったので、
ご自由にご参拝下さいという時間帯(午前8時から午後2〜3時以外)だったので
無料通過です!
祈祷時間でないため、
ご本尊は閉じられていました。
祈祷時間であれば、ご本尊が見えるとかあるのではないかと
勝手に思っています。
700円支払うのですから。。。
この本殿の横に
小さな山頂を示す石からなる標識があります。
ここ立山雄山の本尊に来られましたので、
これにて日本三霊山をコンプリートすることが出来ました。
のこり2つは、富士山と白山になります。
そして、近くには大きな山小屋があると思ったら
なんと、社務所なんです。
「立山頂上社務所」なんです。
ここで1万円の特別祈祷をお願いすることもできる様ですが、
私は早々に通過です。
視界ゼロでしたが、
一等三角点の写真は撮りました。
視界良好のときに、立山にはもう一度来たいなと正直思いましたよ。
そして、一ノ越を目指して稜線を下ります。
爆風となっていました。
それゆえ、一ノ越山荘から登ってくる方々から
山頂の様子を聞かれました。
私の感想としては、全然大丈夫って感じでしたが、
年配の方々は心配のようで、一ノ越山荘に避難されていきました。
そして、まだ8時前という時間帯のために
本来であれば五色ヶ原から浄土山まで周回するコースを取れるのですが、
この日は風雨も強く、景色は何も見えない状況だったので
そのまま室堂に下ることにしました。
室堂へ降りる登山道は、多くの登山客を迎えられるように
かなりしっかりした道となっています。
下山するにつれて視界ゼロからは改善されましたが、
周りの景色が見えるほど回復しませんでした。
そして、8時16分、室堂ターミナルに到着。
1泊2日の劔、立山の登山が終了です。
日本百名山2座を登頂でき、YAMAPでの登頂記録は78座となりました!
現在YAMAPで日本百名山を達成された方はわずか139人です。
チャレンジ中の登山者が私を含めて4614人。
これからどんどんと達成が増えると予測されますが、
個人的には200番目くらいまでには百名山を達成したいと勝手に思っております。
室堂ターミナルでの時間の過ごし方
大きな室堂ターミナルで、ウロチョロと時間を過ごしました。
まずは、トローリーバス。
これまで29年間運行されてきた
トローリーバスが、本年に廃止されるのです。
ラストランまで残り72日となっています。
トローリーバスに乗ると黒部ダム方向に降りる為に、残念ながら乗ることは出来ません。
年次休暇で1週間会社を休ませてもらっているので
いつもならお土産も買わないのですが、ここは買っておく必要があります。
雷鳥くんの水曜日クッキーと土曜日クッキーを選択しました。
また、2日前の2024年9月16日に放送された「帰れマンデー」で
室堂が紹介されて、「星の雫」というチョコレート菓子をサンドウィッチマンの
伊達さんが4個購入されたことが書かれたポップがありました。
これに負けて、しっかり購入しました。
実際は下記の後に
星の雫を2箱追加購入し、
いつになくお土産たっぷりのお帰りとなりました。
9時過ぎのバスに乗って室堂から
美女平へ移動ですが、
ほぼ満車でした。
前夜は室堂近くの旅館やホテル、特に室堂ターミナルに隣接する立山ホテルに宿泊された
観光客の方々が乗られている様でした。
途中、行きも見た「称名滝」をバスの中から見るのです。
写真ではちっぽけな滝の様に見えますが、かなり大きな滝ですよ。
行きと同じように
ケーブルカーに乗り換えて、
立山駅に到着。
お疲れ様でした。
実家の滋賀まで帰る途中、
お風呂に入りたいので富山市内の「プラ座ゆ」というところに立ち寄ります。
入浴料470円でしたが、
サウナが別料金の+200円ということで、
サウナには入りませんでした。
疲れきっており、サウナに入ってから実家まで運転して帰れる気がしなかったからです。
入浴後、この銭湯の休憩所にて、お弁当を食べるのです。
実はこの弁当、剣山荘で配給いただいた朝メシの弁当なのです。
大きな影響なく、原型をとどめた状態で、食べることが出来ましたよ。
更に富山で有名な「ますのすし」が売られている販売店が国道沿いにあったので
「ますのすし」を実家での晩飯ように購入です。
これにて、北アルプスの
日本百名山、6座登頂のお話はおしまいです。
我ながら、よく頑張りました!!