2回の遠征で、北海道の9座をコンプリートです!
北海道に9座ある日本百名山は下記。
そのうち、雌阿寒岳、羅臼岳、斜里岳の3つが
今回の遠征で登った百名山となります。

そんな斜里岳登山のお話です。
2025年8月11日の羅臼岳登山の後、
1日に2つの百名山を登るダブルチャレンジで、
斜里岳に向かうのでした。
11時40分、登山口となる清岳荘に到着。
斜里岳登山の開始です。
駐車場には、既に下山して帰る準備の方々。
「こんな遅い時間から登るアホ」という目で見られます。。。
「いえいえ、既に羅臼岳に登って、この日2座目なんですよ!」と言いたい
気持ちでしたよ。

駐車場は、協力金として100円です。
お安いです。
立派な清岳荘。
オシャレな建物ですね。

清岳荘から斜里岳のコースは、
沢登りのようなコースになっており、
何度も何度も渡渉があります。
川は酸化鉄のサビ色です。。。

そして、いくつもの滝をスルーしていくのです。
下記は「水蓮の滝」

赤茶のサビ色が、枝にびっしりとついているものもありました。
おそらく水量が増えた際には、この枝あたりまで水が来るので
色が付いているものと推察されます。

下記は「羽衣の滝」です。
こんな滝がいくつもいくつもあるのです。

途中までは青空も見えていましたが、
右の方から少しイヤな雲も出てきました。

下記は「龍神の滝」
帰りに寄り道して、この滝の上流地点にある「龍神の池」を見ることに。

下記は「霊華の滝」
滝の脇を登っていくのです。

ようやく1人、追い抜きました。
追い抜いた後に、下方を振り向いて、写真を撮らせて頂きました。
この方は、登山計画書に書かれていた内容から、
私の1時間前に出発された方だと思います。

赤いダケカンバの実がキレイですね。
天気が急に悪くなってきましたよ。。。

そして、馬の背に到着。
13時40分です。
出発からちょうど2時間です。

そして、斜里岳の山頂に到着。
2時間13分で登頂です。
標高は1,547mなので、地元鹿児島の韓国岳1,700mよりも
全然低いお山です。

山頂での記念写真は自撮りです。
誰も撮ってもらえる人はいませんでした。。。

天気は急転直下、悪くなってきましたよ。
イヤな感じです。。。

斜里岳は山頂から少し離れたところに、
三角点がありましたよ。
国土地理院の前の文字が削られている様です。
おそらく、以前の建設省国土地理院と記載されていたので
建設省の部分を削ったのだと思います。
現在は、国土交通省国土地理院なのです!

またお社もあります。
小さなお社でございます。

馬の背に戻ってくる頃には
大雨になってきたので、
直近で購入していたパタゴニアのカッパを着用するのです。

そして、龍神の池に立ち寄ります。
これと言って何?って感じの池なのです。

上記の龍神池よりも
下記の黄緑色のハイマツと、稜線の姿の方がいい感じです。
こんなところにヒグマさんが居そうです。

大雨の中、下山ですが、
登りで置き石の部分の乗って渡渉してきたところが増水しており、
川の中に消えているので、川に入って渡渉するのです。

そして、16時3分。
清武荘のスタート地点に戻ることが出来ました。
やれやれです。
夕方になってしまうかもと心配でしたが、まともな時間に帰って来れました!
あとは、翌日の朝までに新千歳空港に着けばいいのです。
北海道の任務をほぼほぼ完了させました。
斜里岳からの帰り道、
まっすぐな国道857号線を通過している際、
大雨の雲が取れて
斜里岳全容が見える状況になりました。

標高は低いものの
独立峰として見応えのある姿。
迫力のある山容なのです。

やはり百名山に選ばれる山は、
それなりの風格があることを知るのでした。
北海道の9座コンプリートで、
あとは東北に向かうのみです♪( ´θ`)ノ
続く