③ 鹿児島から奄美大島経由で喜界島へ!
奄美大島へは、鹿児島空港からのJAL3727便で移動でした。
このフライトは、JALさんの「どこでもマイル 南の島」にて、6,000マイルで頂いた往復チケットの行きの便となります。
このフライトに続いて、奄美大島から喜界島に飛ぶために、自腹でエアーチケットを購入しました。当然なのですが、、、
下記の記事にも書きましたが、奄美大島に到着した25分後に、喜界島へのフライトがあるのです。つまり乗り継ぎしやすいフライトをJALさんが組まれているということだと思います。
しかしながら、鹿児島から奄美大島はマイルで頂いたチケットで、その先は別途、自分で購入したチケットなので、うまく連結されているか心配でした。
というのも、5年ほど前に一度、20分前に手荷物検査を受けておらず、15分前に受けようとしたら、もう時間超過しているので乗れませんと、搭乗拒否された経験があるからです。
5分ほど遅れたという状況で、こちらが悪いのですが、15分前でようやく搭乗が始まる段階で、手荷物検査場を通過できない状態にするというのは、やり過ぎと正直感じました。
そんな経験があるため、今回の25分後のフライトでも乗せてもらえない状況になるのではないかと心配をしていました。
そこで、今回は、鹿児島空港のJALカウンターにて、2つの便で乗り継ぐことを報告しました。
するとすると、下記の様な乗り継ぎ便であることを示すレシートを頂き、更に奄美大島からのフライトについても事前のチェックインをしてもらい、完璧な状態にしました。
当たり前のことかもしれませんが、、、。
搭乗8番ゲートに9時30分ごろ着くと、まだ搭乗する飛行機がいませんでした。
しかし、そこには、雨の中カッパを着用した誘導員の姿がありました。
機体が到着する直前だと理解ました。
そして、やはり機体が姿をあらわし、オレンジのしゃもじを振る誘導員のところに近づいてきました。
その機体を見て、ぽろっと口を出た言葉が、
あれ、プロペラ機でない! ジェット機だ!!
てっきり、離島便はプロペラ機という固定観念がへばりついていた様で、ジェット機での運用に驚きました。
機内に乗り込み、4Kの席に座ります。
キレイな4連のレザーシートです。
確かこのシートは自動車用のシートを製造販売しているメーカーと共同開発されたものと「ガイアの夜明け」で見た記憶があります。
調べてみると、今から5年前の2015年8月18日 放送 第678回の内容であることが分かりました。シートメーカは、トヨタ紡織さんですね。
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20150818.html
鹿児島→奄美大島は、エンブラエル170
座席に座り、安全のしおりを確認すると、機体はE170であることが判明。
マニアの人であれば機体を見ただけで分かるのかもしれませんが、第3位の航空機メーカのブラジル、エンブラエル社の飛行機でした。
全長29.9mで、76人乗りです。
この時は、空席もまばらで、65人くらいは搭乗されていたと思います。
奄美へのフライトで嬉しかったのか、上空でも写真を撮っていました。
この機体の固有番号は、「JA214J」であることも分かります。
航空機マニアの人は、自分が乗った機体を記録されている様で、再び同じ機体に乗る機会があると嬉しい様です。
JALの保有するE170には全部搭乗したことがあるとか、そういう喜びだと思います。
50分ほどのフライトで、奄美大島が見えてきました。笠利崎(用岬)あたりです。
海の色が、いわゆる、バスクリンの色になっており、南国ムードが湧いてきました。
更に空港近くになると、砂浜と、海、そして海中のサンゴが透けて見えてきました。やはり透明度は高く、キレイな海ですね。
そして、そして、奄美空港に着陸です。
空港には、JAL機に加えて、スカイマークの機体とピーチの機体を見ることが出来ました。JALの羽田便や大阪便に加えて、LCC勢の成田便など奄美空港も結構な繁盛ぶりです。
ピーチアビエーションがバニラ航空を経営統合し、成田ー奄美線に就航した様子も「ガイアの夜明け」で見ています。
https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/201910/17105_201910222200.html
奄美空港に到着です。奄美空港は初めてでした。
到着して、飛行機から降りるのですが、「降機」という言葉はあまり使わない様です。
飛行機に乗る際は、「搭乗」なのですが、その直接の反対語というのは無い様です。
降機?は、タラップを使って、空港にダイレクトでした。そして、空港内を歩いて、待合室まで移動となりました。
喜界島への乗り継ぎ便の利用者は、私ともう1人で、係員に誘導されて、待合室に案内されました。
待合室には、A、B、Cの3つの搭乗口があり、次の喜界島便は搭乗口Cでした。
待合室にも売店があり、黒糖などの奄美のお土産も売られていました。ゲートに入る前の空港内はどうなのか、乗り継ぎをしたので知ることは出来ませんでした。
ゲートCから階段を降りると、連絡バスが待機していました。
連絡バスで、搭乗機まで移動です。
遠くに見えるプロペラ機が登場機と思われます。
連絡バスを降りて、斜めに傾斜したボーディングスロープにて機体に乗り込みます。車椅子でも乗り込みやすい様にJACが独自開発したスロープの様です。
確か以前にバニラ航空が車椅子の方に搭乗してもらう際に、トラブルがあったのが、この奄美空港でしたね。
奄美大島→喜界島はATR42-600。飛行時間は8分?!
ATR社とは
正式名称:Avions De Transport Regional G.I.E(ATR)
フランスのエアバス・グループとイタリアのLeonardoの共同事業体として1981年に設立されたリージョナル航空機メーカー。生産開始以降、1,500機以上を受注しており、90席以下のリージョナル航空機市場を牽引しています。現在は100カ国近くの200を超える航空会社にて運航されています。
奄美大島から喜界島へのフライトは、全長22.7mで、48人乗りのATR42−600でした。
これまでJACは、「サーブ340B」というプロペラ機を使用していたのですが、昨年2019年の12月20日に定期便運航を終了させ、ATR機に置き換えている様です。
「サーブ340B」の印象は、「とにかくうるさい」でしたが、27年間使われてきた古い設計の機体であったため、それは当然のことかもしれません。
今回搭乗したATR機は静かで、本当にプロペラ機かと思うくらいでした。
今回の奄美大島と喜界島のフライトで、最も驚きなのは、その飛行時間です。
フライトの様子を動画で撮影しましたが、そのフライト時間はわずか8分2秒です。
離陸後、2分後には着陸体制に入りますというアナウンスが流れるのです。
是非下記の動画で確認をお願い致します。
喜界島には、お昼に到着しました!
そして、そして、喜界島に到着。
コックピットの後ろが貨物室になっています。
喜界空港は、プレハブレベルの建物です。到着口の看板?も、A4サイズに1文字づつ印刷した簡易版の様なものです。
それでも航空機事故は死亡事故に直結するので、警備員が何人もいたのが印象的でした。
帰りの喜界島から奄美大島へはもう1つの交通手段であるフェリーを使う予定のため、このタイミングで、空港内の様子を写真に収めました。
カウンターと売店です。
1日のフライトは、出発便が5便で、到着便が5便。合計10便の運行です。
始発便が9時15分なので空港の開港は8時と思います。最終便が16時45分の奄美大島行きなので、空港は17時には閉鎖されるため、8時ー17時という規則正しい生活になっていると思います。
この後、もう一度空港に戻ってくることになりますが、それは次回で。