2021年3月13日(土)、与論島2日目の行動は?
常に行きあたりばったりの離島トラベルですが、いただいた「島の魅力発見クーポン券」より、グラスボート遊覧をチョイスし、4つある業者さんからビーチボーイクラブに電話をするも繋がらず。
シーマンズクラブに電話すると、潮の関係から12時30分に現地に直接集合すれば乗せてもらえることに。
せっかくなので、与論島でグラスボート遊覧をやっている4社を紹介させて頂きます。
①シーマンズクラブ TEL: 0997−97−3207 ←オススメ ウミガメに合わせてもらいました!
②トメクルーズ TEL: 090−2967−0722
https://tomecruise.crayonsite.com
③タンディマリン TEL: 090−3738−7286
http://www.yorontou.info/spot/marine/e000095.html
④ビーチボーイクラブ TEL: 090−7155−4052
http://www.yorontou.info/spot/marine/e000096.html
午前中の行動は??
まずはホテルの朝食です。
今回の旅行は、まともなツアーなので、リゾートホテルの朝食を提供いただけます。
コロナ禍でなければ、朝食バイキングだったかもしれませんが、1人づつ御膳にのった朝食が運ばれてきました。
半分に切られたライチが少し南国感なのかもしれませんが、恐らく与論島では取れないと思います。
早々に朝食を済ませ、本日もホテルのママチャリをレンタルです。
8時から18時まで10時間で、1800円なり。
ホテルを出発し、街の中心街へと向かいます。
途中、「与論島観光ホテル」の前を通り過ぎました。
かなり大きなホテルですが、廃墟となっています。
この「与論島観光ホテル」は昭和45年誕生で、2009年3月末に閉鎖された様です。
私が生まれた翌年から与論島の観光を担ってきたホテルの様ですが、この状態になると取り壊しにもびっくりするほどのお金が掛かるし、放置となってしまうのですかね。
キレイな海の島に、こういう廃墟があると気分が滅入る気がします。
観光ホテル跡から直線道路を進むと与論マラソンのスタート&ゴール地点があります。
その直線道路の壁には、歴代大会の優勝者の名前が掲示されていました。
そして、2020年の第29回大会は、1,140名のエントリーがあったものの、世界的な新型コロナウイルス流行により「中止」と記載されています。
2021年も中止となっていますが、来年2022年こそは開催されることを祈念致します。
上記写真の直線道路の終点が、与論島観光ホテルとなっています。
この通りは、友好都市となったギリシャのミコノスの名前をもらった「ミコノス通り」です。
オリーブの木も植えられています。
この日は、島内バスで与論島巡り
この日は、12時半集合のグラスボートの予約によって、午前中なにをするか決めなければならなくなり、とりあえず、島内を周回しているバスに乗ることにしました。
日本全国同じ様に高齢社会となっており、自ら自動車を運転できない高齢者には貴重な存在となっているバスが与論島の島内を周回しています。
どこまで乗っても200円の周回バスは、高齢者の移動手段の確保として与論町が赤字で運営されているものだと思います。
そんな周回バスに乗って、観光です。
バスというよりは、ただのハイエースという「みなみバス」に乗ります。
出発の時間まで少し時間があったのですが、誰も乗車しそうな人はおられず、運転手のすぐ後ろの席に座ろうとすると、出来れば、後ろの方の席に座る様に言われました。
というのも出発時間前になると、島のジィやバァが乗ってきました。どうもその人たちが座る席が暗黙のルールとなっている様です。
どこから来たのか分からない異邦人が先にバスに乗っていたので、コロナ禍でもあり、避けられていたかもしれません。私を入れて乗客3名でバスは出発しました。
どこまで乗っても200円のバスは、またどこで降りても良いようで、運転手さんに声がけして降車する様です。
1時間に1本ほどのバスなので、予想以上に乗り降りする方がおられました。
また、途中、与論町役場や徳洲会病院に寄って島の内側の道路を1周してスタート地点に戻りました。
途中下車することなく、1周した後にバスを降りて、またママチャリを走らせます。
バスで周回した際に見えた展望台のような建物、「サザンクロスセンター」に行くことにしました。
高台にある「サザンクロスセンター」に行く途中、北側の方向がよく見える場所に立つと、与論ブルーの海とあの「与論島観光ホテル」が見えました。
遠くから見ると廃墟になっている様に見えず、いいロケーションにホテルがあるわという感じです。
サザンクロスセンターの入り口には、地主神社の鳥居がありました。
下写真の右手の建物が「サザンクロスセンター」です。
「サザンクロスセンター」は資料館と展望台の建物で、PayPayで400円払って見学させてもらいました。
入ってすぐは、世論じまのお土産紹介のコーナーでした。
黒糖焼酎などが並べられています。
また、階を上がると星砂の顕微鏡写真が飾っていました。
星砂にも色々な形状のものがあるようで、まさに星型のものから、ウイルスのような形状のものまである様です。
また、現在の上皇が与論島に来られた際の写真も飾ってありました。
平成29年11月17日のことです。
下記の右側パネルの写真の左隅には「前鹿児島県知事の三反園」さんが写っている様に見えます。
上皇も私と同じように離島に行くのが好きなようで、最西端の与那国島でも御幸されていまし。
さらに階を上がると、与論マラソンコーナーがありました。
過去の参加賞となったメダルが紹介されています。
さらにさらに、ウミガメの剥製や、木製の船、サメや珊瑚など、与論島にまつわるモノが展示されています。
そんな展示物の部屋の端っこに「海謝美(うんじゃみ)」のポスターがありました。
ヨロンの海岸清掃ボランティアグループのポスターでした。
スマホで、「海謝美」の活動を見てみると、毎日6時半に集合して、海岸清掃をされているのです。
海なので、漂流物が繰り返し流れてくるため、キリのない作業なのですが、それでも清掃しないと汚れる一方です。
与論島の海岸がキレイなのは、この「海謝美」さんのおかげなのかもしれません。
展望台に登って南西方向を見ると、沖縄本島が見えました。
下記写真でも見えますかね??
「サザンクロスセンター」を出て隣の「地主神社」にも足を伸ばします。
日の丸が旗めいていました。
12時過ぎに、シーマンズクラブの事務所に到着しました( ^ω^ )
海の見えるテラスがあるシーマンズクラブの事務所に12時過ぎに到着です。
昨日のAコープで購入しておいたスティックパンを食べながら、青い海を見て感動です。
霧島市観光協会からもらった龍馬のサコッシュが大活躍でした。
こんなところで食べればなんでも美味しくなります。
天気はさらに晴れてきました。
夏の様な天気になってきました。
12時半になって、事務所の車に乗ってグラスボート停泊地点まで移動です。
5分ほど車に乗って、小さな港に到着です。
シーマンズ号が浮かんでいる海は、非常に透明度が高いことが分かります。
ここからは息をのむ様な景色が広がります。
海の色は太陽の光の加減でガラッと変わります。
この日のグラスボートの乗船は10名ほど。
船の底に設置された透明ガラス越しに海底を見るのがグラスボートのミッションですが、ウミガメともずくを確認することができました。
無料のクーポン券でウミガメも見ることができ、よかった!よかった!
いい船旅となりました。
つづく。