9月17日、赤城山に続いて2座目を登ることに(°▽°)
遠征の鹿児島出発から1座目となる赤城山までの内容は下記にて報告させて頂きました。
8時半に赤城山登山を終えて、次のお山は、3日目に登る予定の日光白根山を考えました。
カーナビに日光白根山の登山口までのルートをセットし、県道251号線から国道120号線を走りました。
その国道120号線を走っている途中、「日本百名山武尊山はこちら←」という看板が目に止まりました。
「えっ、武尊山って、この近くなんだ!」
そう思い、セブンイレブンに停まって、YAMAPの武尊山の登山ルートについて確認するのでした。
ここでの確認が不十分だったようで、これが災いの元になったのですが、直感的に楽々コースだから行ってみようと思い、急遽「日本百名山 武尊山(ほたかさん)」に登ることを決めたのです。
国道120号線を看板の指示通りに曲がって、登山口の駐車場に向かいますが、途中ほたかスキー場への道と間違い、また行きすぎて、駐車場に到着したのは10時40分でした。

登山口は川場谷野営場となっており、キャンプの為に来られている方も多くおられました。
なお川場谷野営場の入り口には下記の看板がありますので、ここから砂利道を進んで下さい。
レンタカーで走るのは忍びない感じの未舗装道路となります。

そして野営場に到着。

別の角度から川場谷野営場の写真です。
ここから武尊山は7.1kmとなっています。

登山後の結果から言うと往復10.9kmでしたので、上記の7.1kmというのはウソのような数字です。
単純に2倍すると14kmになるので。

登山口にもコース案内図がありましたが、正直ぜんぜん見えません。
木材の上に直接地図を書かれているのですが、木目が邪魔して全く読めない感じです。
お金掛けて作られた割に。。。 という感じなので、普通が1番というところです。

10時44分と遅い時間の出発ですが、2座目なので仕方ありません。
前武尊までの1時間半ほどの登りがこのコースの肝となります。
途中視界が開けて、北東側には1ヶ月後に登ることになる燧ヶ岳や至仏岳が見えていました。
と言っても、このブログを書いているときに、調べて分かったので、登っている時はどこの山かも分かっていませんでした。正直なところ。。。
また斜面に作られたスキー場のコースは、樹木がなく、よく目立ちます。

そして、西側の方は3日目に行こうと考えていた日光白根山が見えます。(写真中央)
結局、登れずじまいになるのですが。。。

更に登るとマグナほたかスキー場の最上部のリフト降り場が真下に見えてきました。
冬はやはり相当な雪が降る土地なんだということを改めて知ることになります。

そのすぐ近くには石仏がありました。
日光白根山の方向を向いて鎮座されています。
まずは後ろ姿。

この後ろ姿からどんな顔を想像するでしょうか??
私の想像とは全く違いました。
こちらです。 ↓↓

8月にご逝去されたあの方のお顔に似ているように思えました。
改めて、合掌です。
また、更に登ったところに、別の石仏がありましたが、石仏の上には屋根が付いています。
雪が多いので、屋根を付けているのでしょうか??
鹿児島のお墓には屋根が付いているということで他の地域の方から珍しく思われることが多いのですが、同じように武尊山の石仏にも屋根が設けられていましたよ。

そして、そして前武尊(まえほたか)の山頂にある日本武尊(ヤマトタケル)像にも屋根が付けられていました。
立派な鉄骨組みの屋根です!

その日本武尊の姿がこちら
私の知っている日本武尊とは全然違っていました。

私が知っている日本武尊の顔は、伊吹山の山頂におられる日本武尊の顔です。
古代の人物なので、どの顔が正しいというのはないのかもしれませんが。。。

武尊山におられる日本武尊は、怖い顔で関東平野に入ってくるものを見張っているという感じです。
口はまさに、「への字」になっています。

そしてそんなにらみの緊張感からか、「前武尊」の山頂標識が木に食われています。
完全に食われていますので、確認下さい。
前武尊 2040m

このピークに到着して、すぐその先くらいに武尊山があると思ったのが間違いの元でした。
前武尊から本当の武尊山まで、かなりの距離があるのです。
青空広がるいい天気で、このために水が底をついてしまうことになるのですが、そのことは後から詳細に書かせてもらいます。
本当の武尊山は手前の剣ヶ峰の左側のピークとなるのです。

上記の写真の様に、剣ヶ峰の山頂付近はガレ場になっているので、迂回です。
剣ヶ峰を過ぎたところでは、熊笹が多くなりました。

更に進むと、手前の中ノ岳と、奥の武尊山までの稜線がキレイに見えてきましたよ。
快適な稜線歩きという感じですが、水ギレの影響で足がつりはじめました。
ヤバイです。

なんとかかんとか14時前に武尊山山頂に到着です。
山頂での昼飯はセブンイレブンで購入の稲荷寿司セットです。
この昼食で、完全に水は無くなりました。
この暑い中、水無しで帰れるかの心配となります。
それでもまずは、この日2座目の武尊山の山頂に到着できたことを喜びました。

天気良く、山頂にある案内盤を見ながら眺望を楽しみます。
赤城山からも富士山が見えたので、ここからも十分見える様です。
この日も雲の間から少し見えた様にも思いますが、しっかりとした独立峰の富士の姿ではなかったので、写真もパスします。

ちょうど、雲の高さと周辺の山の高さが同じなので、特徴的な山の形が分からず、山の同定が難しい状況でした。

そして、雲がだんだんと迫ってくる状況に。。。
手前のピークも雲で見えなくなってきました。

ピストンですから、来た道を戻るのですが、戻る方向に水がありました!
間違いなく水の色です!!

山頂からの水場の姿は空の色が映ってか、水色なんですが、実際は茶色の水でした。
自主規制で水場の写真は載せませんが、本当に茶色のたまり水でした。
それでもおたまじゃくしが沢山いましたので、飲んで死ぬことはないという認識と、飲まないと足がつって歩けないという状況から、飲むの一択でした。
命の水となり、無事に帰ってきたので、こんなブログを書けているのですが、予定にないお山に急に登るとこんなことになるという教訓を得ることになりました。
前武尊まで降りてきて、日本武尊が見ている風景を見ようとするとしっかり雲の世界です。

16時10分、無事に下山し、近くの温泉を探します。
片品村の「花咲の湯」に立ち寄りました。

下記は「花咲の湯」のWEBサイトから借用の画像ですが、いい温泉でした。

しかし、しかしです。
関東地区の値段になっているのか、850円とかなりいい値段です。
そこまでの価値があるかと思ってしまうところです。

休憩室前の廊下には、下記のような椅子もあり、かなり色々と工夫されている感じはありましたが、、、

そして、そして、そして、疲れ果てた「いのとも」は、日光市のパークロッジへ。
お安いドミトリーで連泊予定でした。
お宿の様子は次回あたりに書かせて頂き、この日の晩飯は日光駅近くのラーメン屋さん。
「梵天(ぼんてん)」さんへ。

食べログの評価も今回は不要です。
21時ごろで、食事できる場所がほとんどなかったので。。。

タンメンを頂きましたが、疲れた体にはたっぷりのお野菜と塩味のタンメンはGoodでした。
お店の中は、日系2世、3世的な方が多くおられました。
北関東には日系ブラジル系の方が多いというのを聞いたような感じで、そういうことかなと勝手に納得していました。
そして、更に、洗濯をしました。
2座の登山に関して、汗をカキカキだったので当然服を着替えて登山したので、洗濯物が増えたためです。
コインロッカーで、洗濯から乾燥までの一括コースは1,100円とかなりお高い設定でしたが、仕方なく1,100円で洗濯をしました。
翌日、翌々日も雨だったので、この選択は正解でした。
洗濯物のままで持っているのと、着替えとして持っているのは全然違います。

今回も食事をしている間に洗濯をしていたので、うまい時間配分でした。
今後もあちこちと漫遊すると思いますが、コインランドリーは上手く使いたいと改めて感じる1日目でした。
まだ、この後、2日あるのですが、それは続くということで宜しくお願い致します。
つづく。