セブンイレブンの7Payがサービス停止
このブログでも紹介していますが、私はかなり熱烈な「セブンイレブン派」でした。「セブンイレブンアプリ」を活用して、いろいろと楽しませて頂いておりました。
そんなセブンイレブンから、新しい「7pay」サービスが発表され、重度の「セブンイレブン派」のいのともは、これまで世の中をにぎわせてきた100億円還元キャンペーンの「Pay Pay」や全員にあげちゃう300億円祭りの「LINE Pay」などに見向きもせず、セブンイレブンから出るであろうpayサービスを心待ちにしておりました。(ちょっと盛りすぎかな)
それがそれが、サービス開始3日でダウンロードの停止、4日目には全てのチャージがストップという事態で、現在チャージされている金額分は使えるが、それが以外のサービスは全て停止となっております。
後出しジャンケンで勝つつもりの7payが大変なことに
なぜサービス停止に追い込まれたのかというと、多くのニュースで報道されています様に、「第三者による不正なアクセスを受け、なりすましにより約900人・約5500万円が不正利用された」ということで、スマホによるバーコード決済、キャッシュレスサービスに危ないイメージを与えることになってしまったのです。
不正アクセスの内容は、第三者がなんらかの方法で「7pay」利用者のアカウントにアクセスして本人になりすまし、登録されたクレジットカードやデビットカードからアカウントにチャージし、セブン‐イレブン店舗で商品を購入するといったもの。購入された商品は高額で転売しやすいものとして、カートン売りの電子タバコなどが狙われた様です。
当方も、ブログでセブンイレブンアプリを使っていることを宣伝している状況なので、大丈夫かなと少し心配になりましたが、今のところ問題なさそうです。
勝手な推察ですが、セブンイレブンさんは、乱立するバーコード決済のpayサービスにおいて、先行するサービスの課題である「いかに簡単に登録し、始めることができるか?」と「いかに簡単にチャージできるか?」という2点を追い求めたと思います。
前者の「簡単に登録」に対しては、セブンイレブンアプリに登録している人は、「最短2タップでスタート!」という様に簡単すぎると逆に不正利用されてしまうという背反事象のリスクを十分に検討されていなかったものと考えます。
後者の「簡単にチャージ」については、以下の7つの方法でチャージできるという先行サービスにない様々なチャージ方法を取り扱いしたのですが、恐らくクレジットカードの暗証番号とセブンイレブンアプリの暗証番号が一緒などの利用者が多く、不正利用者にも簡単に不正アクセスできるというシステムになってしまっていたのだと思います。
同社の試算によると、7月4日6時時点で、不正アクセスが疑われる人数は約900人、不正に決済された金額は約5500万円で、被害者は全額補償されるということですが、セブンイレブン社にとっては、後出しジャンケンで一人勝ちするつもりが、大誤算という結末です。
重度の「セブンイレブン派」の私としても、今後の同社の対応を見届けたいと思います。
個人的には、アップルウォッチのiDを使っているので、「ナナコ」がアップルウォレットに対応してくれればいいのですが、、
ネット社会は自分勝手なことばかりで、大変な社会になってきましたね。