2023年1月28日の自宅近くからの高千穂峰
この冬は、12月に雪が降り、雪の韓国岳で初日の出を拝むことが出来ました。
その際もチェーンスパイクが大活躍でした。
2023年に入っても何度となく鹿児島でも雪が降り、1月28日の土曜日、自宅近くからの高千穂峰も山頂付近が真っ白な状態でした。
近くの山は緑なのですが、奥に控える高千穂峰は真っ白です!
拡大写真がこちら ↓↓
三角の高千穂峰が真っ白になっており、神々しい様相です。
鹿児島でこんなチャンスは何度もありませんので、行くしかありません。
問題は登山口まで車が問題なく行けるかです。
あまり朝が早いと凍っていて事故る懸念もありましたので、ゆっくりと始動しました。
それも出来るだけ車が多く走るルートを選びました。
真っ白に見える高千穂峰ですが、雪は多くないはずです。
雪を楽しむなら韓国岳と思い、霧島神宮前の左に折れて、韓国岳に向かいました。
右に進めば、高千穂峰なのですが、神宮の鳥居と一緒に写真を撮れば十分です。
下記の写真ですが、赤い鳥居に青い空、そして白い雪をまとった高千穂峰。
絵になる写真です。
この鳥居横には、観光センターがあり、足湯もありますので、県外の方は是非お越し下さい。
霧島神宮と高千穂峰の位置関係は下記となります。
高千穂峰の登山口は、高千穂河原なのですが、そこまで行く林道はチェーン規制になっていることもからくにだけを選んだ理由でした。
韓国岳の登山口である大浪池登山口まで雪まったく無し
鳥居を左に折れて、韓国岳登山口である大浪池登山口まで移動しましたが、心配の雪は全く無しでした。
理由の1つは、この道路途中に、除雪車の基地があり、融雪剤の散布もあるため、雪が溶けやすい様です。
12時前に登山口に到着し、遅い時間からの雪山トライです。
登山口の入り口付近から雪が既にあったので、初めからチェーンスパイクを付けての登山となりました。
昨年の6月、富士山登頂の際にもチェーンスパイク使いましたが、十分活用しております!
2023年1月28日、11時45分、登山開始です!
韓国岳の雪を楽しんで参ります。
下記はYAMAPの軌跡と標高断面ですが、往復8kmで標高差800mほどの登山となります。
韓国岳の山頂は1,700mです。
この登山の初めのチェックポイントとなるは大浪池です。
その近くに避難小屋が建てられましたが、その屋根にはツララです。
鹿児島でもツララ見ること出来ます!
大浪池の周辺もしっかりと雪景色です。
厳冬の寒い朝には大浪池も凍る様ですが、昼前だったので、全く氷無しでした。
大浪池の向こうで雲に隠れているのが、韓国岳です。
しっかりと雪がありそうです。
真っ白な大浪池と韓国岳というのは滅多にないので、赤いカメラマンさんも雲が晴れるのを待っておられましたが、この日、顔を出してくれたのでしょうか??
大浪池の右側ルートを進みます。
鹿児島の景色と思えない様相で、いつもより写真の撮影枚数が増えます。
となりの高千穂峰の頂も見えてきました。
高千穂は山頂しか雪がない様です。
昼前の時間でも、まだ樹氷状態が残っており、冬山感が十分出ております。
いい感じです。
鹿児島の雰囲気ではないと思います。
こういうのもたまにはいいものです。
標識も雪山の様相です。
いい感じで雪が付いております。
登っているときはそうでもなかったですが、上記の写真を見ると昨夜はかなり吹雪いていたのかもしれません。
そうこうしているうちに森林限界を抜け、山頂近くまでやってきました。
韓国岳の標識の中で1番好きなこの標識も雪まみれ。
獅子戸岳方向は分かりますが、韓国岳方向が分かりません。
雪を少しこすり取って、再撮影です。
ヤラセになってすみません。
そして、標識が示す方向に韓国岳の山頂標識が見えます!
空は真っ白です。
13時11分、山頂到着です。
眺望ゼロの山頂です。
初老オヤジの姿は、サービスショットです。
眉毛も凍っており、それなりに厳しいことが分かります。
山頂の気温報告です。
鹿児島でもマイナス6℃になるのです。
こんな山頂に長居は無用。
すぐさま、下山です。
それでもせっかくなので、写真は撮るのです。
帰りには大浪池の反対側を周りましたが、こちらの方が雪が多くあり、楽しかったです。
膝上くらいまで雪があるところもありましたよ!
そして大浪池。
太陽も少し見えました。。。
最後の方は少し雪がチラくつ状態になりました。
冬山を満喫です!
下記の写真でも雪が見えるのではないでしょうか?
芯まで冷えましたので、下山後はもちろん温泉です。
この日は、神乃湯へ。
神乃湯の駐車場からは新燃岳と中岳がよく見えます。
温泉後、霧島峠であらためて霧島連山の姿を見るのです。
右端の高千穂峰はその姿がキレイに見えています。
中岳と新燃岳も何とか見えます。
しかし、その左の本日冬山を楽しんできた韓国岳はやはり雲の中でした。
霧島峠からの霧島連山の位置関係は上記。
2月中旬には冬の百名山へ遠征を計画しておりますが、そこの冬山はどんな状況なのか本土の冬山が楽しみな「いのとも」でした。