鹿児島に住む関西人のつぶやき

131)_霧島アートの森「島は、山。」石川直樹展 その1

2019年11月23日、石川直樹展に行ってきました!

テレビCMで、霧島アートの森で開催中のイベントが告知されていました。

そのタイトルは、「島は、山。」

まず、この言葉にビビッと来ました(°▽°)/

というのも、高校時代から山岳班に所属し、大学時代はワンダーフォーゲル部で、山屋として活動しており、社会人になって鹿児島在住となり職場の先輩のすすめで始めたヨットで、島めぐりをしている現状から、「島は、山。」という言葉は、全て自分に当てはまるような思いでした。

渡り鳥のワンダーフォーゲル部では、沖縄の八重山諸島に何度も遠征し、北は、利尻島、礼文島での合宿、また東京近郊の三宅島、八丈島にも上陸しており、学生時代も離島巡りは大好きで、ライフワークとして生きていこうという思いもありました。

大学院生の際は、教授に頼み込んでお休みを頂き、小笠原諸島の母島、父島にも行かせてもらい、離島特有の雰囲気を楽しんでいました。

そんな背景を持つ私「いのとも」にとって、「島は、山。」という発想にヤられたという思いでした。

そんな発想をもって写真家として活動する石川直樹さんに会ってみたいと思い、ちょーどいいタイミングで、11月23日に石川直樹さんのトークイベントがあることを知り、霧島アートの森に行って参りました。

9年ぶりの「霧島アートの森」へ

2019年11月23日お昼前に、「霧島アートの森」に到着しました。

トークイベントは14時30分からなので、常設展示されているアート作品も見れるチケットを購入し、ゆっくりと「霧島アートの森」を楽しみました。

以前に来たのは、2010年の夏休みで、今から9年前となります。

当時、中学生だったムスメさんの夏休みの課題で、美術館か博物館に行くことという指令に対して、この「霧島アートの森」に来たのでした。

その際のポスターが、アーカイブコーナーに貼られていましたので、懐かしく思い出されました。芸術作品は、やはり脳裏に焼き付いているのだと思いました。

2010年夏に行われていた三沢厚彦展

この「霧島アートの森」の入口には、草間彌生さんのカラフルで、水玉ドットが特徴的なアート作品が鎮座しております。遠方に見える栗野岳も紅葉が見られます。

「霧島アートの森」入口の草間彌生さんの作品

まずは特別展示の「島は、山。」石川直樹展会場へ

石川直樹展のチケット

前半は、今年ユネスコの無形文化遺産に登録された「来訪神行事」を取材されて、撮られた写真とコメントの展示がありました。

ボゼの面、トシドンの面、そして三島村硫黄島のメンドンの面が展示され、島々の祭祀儀礼について考えさせられるものです。

今回の展示では、南方系の「来訪神行事」が中心となっていました。

来訪人がユネスコ無形遺産に認定された際のニュース動画

展示エリアの中で、一部は写真撮影が可能なので、遠慮せずに何枚か撮影させてもらいました。1階展示は、鹿児島以南の離島を高低差を示しながら位置関係を明らかにした地図の展示があり、その周りに関係する写真が壁に掛けられたり、天井から吊り下げられたりしていました。

「島は、山。」の展示(一部)

更に、石川直樹さんは、エベレストをはじめとする8,000m級の山に5座登頂経験があり、七大陸の最高峰登頂については日本人5人目となるような方で、山岳写真が展示されたエリアもありました。

そこには、ノースフェースの大型テントが設置されており、その中でVTR放送が流れていました。このテント、確か100万円くらいした様な、このテントもアートです。

更にこの石川直樹さんは、2004年に神田道夫さんと共に、気球に乗って太平洋横断飛行という冒険を行っておられる様で、結果は失敗で、たまたま通りかかった船に助けられ九死に一生を得られた様です。

ゴンドラと共に落下され、ゴンドラは海底に沈んだと思っていたら、とからの悪石島に流れ着いた様で、そのゴンドラの中に入っていた物も展示されていました。

当時のモトローラ製のイリジウム衛星携帯も展示されています。

太平洋横断を目指した熱気球は墜落

「島は、山。」の特別展示はここまでです。

トークイベントの2時半まで、まだ1時間あります。

常設展示のアート作品を見て回った記録は、次回に続きます。

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いのとも
鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

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