宮之浦岳を後にして、
九州最高峰の宮之浦岳を後にして、先に進みます。
ここからは基本下りの稜線歩きとなります。
少し歩いて、宮之浦岳を見返ります。
次、来れる日が来るのかなと少し寂しくなります。
稜線歩きの中、巨岩が次々に現れます。
巨岩以外のところは熊笹に覆われているので、他に類を見ない景色なのかもしれません。
ここからは、写真だけを貼りますので、写真から感じるものを堪能頂ければ幸いです。
黒味岳の分岐までやってきました。
宮之浦岳から3.3kmです。
淀川小屋まで3.2km。
時間はちょうど、9時でした。
黒味岳行く体力的な余裕はなく、そのまま縦走路を歩きました。
しばらく縦走路を歩いて、花之江河へ到着です。
ここまでに3組ほどとすれ違うレベルで、全くの密状態ではなく、日本で一番コロナ感染リスクが少ない場所にノミネート出来るのではないかと思う次第です。
とにかく自然のパワーが強烈で、緑の木々より放たれる酸素が充満している気分でした。
花之江河から、トーフ岩が見えます。
なんなんだ! という感じです。
ここで、9時17分。
かなり早いペースで降りてきました。
もしかして、10時45分のバスに乗れるかもしれない。
良からぬ思いが出てきました。
4時間早いバスに乗れれば、下界の屋久島を堪能できる時間が増えます。
花之江河から、更にペースを上げて歩くときになりました。
そして、10時に淀川が見えるところまで。
この山奥で水の量が豊富です。キレイはもちろんです。
33年前は淀川登山口より縦走しており、今回とは逆コースとなります。
33年前には淀川小屋に泊まりました。
恐らく一度建て替えられていると思います。
登山口まで1.5km、ここからも更に急ぎます。
関西人特有の「必死のパッチ」となってきました。
登山口が10時34分でした。
バスの時間が10時45分。
残り11分です。
バス乗り場は、紀元杉の前です。
通常30分、早足で20分と他の方々のレポートが頭に残っていました。
残り11分なら走るしかない。
メロスではありませんが、「いのとも」は走りました。
そして、待機するバスが見えました。
乗客は私ひとりでした。
滝の様に流れる汗をタオルで拭きながら、涼しいバスのエアコンを浴び、浮いた4時間を有効活用しようと嬉しさで一杯の気持ちでした。
宿を予約している安房で、バスを降りました。
真っ先に行ったのは、
安房バス停近くのモスバーガーでした。
下山後のジャンクフードは兎に角美味しい。
登山者あるあるです。
終わり。
続いて、下界の屋久島についても紹介させてもらいます。
ここまで読んで頂き、有難うございました。