第1回ホームカミングデーに参加することに
2019年9月のある日、母校の豊橋技術科学大学から1通の封筒が届きました。
中を見ると、上記の様なホームカミングデー開催の案内パンフレットでした。
かなりお金を掛けた半導体製造ラインが出来ていることは知っていたので、その施設見学ツアーができるということで、是非参加しようとすぐさま申し込みしました。
2019年11月16日 実家の滋賀から豊橋へ
仕事の関係で、前日の11月15日に滋賀の装置メーカ様への訪問を終え、実家に泊まりました。
翌日11月16日、朝5時半に起床し、JR草津線三雲駅から豊橋を目指します。
草津行きに乗る人は少しいるのですが、拓殖行きに乗る人は皆無です。そんな拓殖行きの電車に乗ります。
三雲から出発して、次の駅は貴生川です。地元にとっては当たり前の「きぶかわ」も、初めての人は読めないのかもしれません。
ここからは日本一運賃が高いで有名な近江鉄道が出ています。
近江鉄道線の列車を見ると分かりますが、乗客も殆ど見られません。
そして草津線の最終駅、柘植に到着です。読み方は、「つげ」です。
「たくしょく」ではありません。「たくしょく」は、「拓殖」と書きます。
似てるけども。
この「柘植駅」で、関西本線に乗り換えます。「柘植駅」も三重県伊賀市となりますが、JR西日本管轄で、「亀山駅」手前までがJR西日本、「亀山駅」以降が、JR東海となる様です。
この汽車ですが、ワンマンカーとなっており、バスの様な運賃表示が汽車内にあります。というのも、沿線の駅は殆どが無人駅であるため、降車する人が正しい運賃を支払っているかワンマンの運転手が確認するシステムとなっているのです。
それゆえ、2両編成の汽車なのですが、無人駅では運転手の近くの扉しか開閉しない仕組みとなっているのです。
柘植駅から、恐ろしく辺鄙な地域を走り、異常に狭い加太トンネルを抜け、加太駅、関駅を通って、亀山駅に。
亀山駅からJR東海管轄になるため、駅看板もJR東海カラーのオレンジとなります。
亀山駅からは、早朝の7時台のために土曜日でしたが、四日市周辺の高校に通う学生さんが多く乗車される様になり、10駅進んで、桑名駅に到着です。
ここから、快速みえに乗り換えて、JR名古屋駅を目指します。
桑名駅を出ると大きな川を渡るのですが、実は2つに分かれていて、その2つの川は揖斐川と長良川で、その間に道路1本分だけが中洲状態になっているという状況です。
更に木曽川を通過する辺りから名古屋の高層ビルが見える様になってきました。
名古屋到着後、最後の乗り換えで、9:00発の豊橋行き新快速に乗り込み、学生時代のホームタウンである豊橋を目指しました。
そしてそして、10時前に豊橋到着です。
6時33分の出発ですから、約3時間半の列車の旅でした。
運賃は3,080円。学生時代にも鈍行だけで地元から豊橋まで移動したことがなかったので新鮮な列車の旅となりました。
新幹線や自動車による移動とは全く異なる地域ごとの特色を感じながら、ゆっくりと景色を見ながらの列車の旅は何の苦にもなりませんでした。
豊橋駅のホームには、成城石井のスーパーマーケットが入っており、関東のスーパーのイメージが強い成城石井がここまで進出していることに少し驚きました。
ホームを出て、振り返って見ると、JR線と名鉄線が共通改札になっていることに気づきます。ホームを出る際、Suicaを改札にタッチすると赤色の警告灯とともに、改札のバーがしまってしまう状況に驚きました。
有人の改札口に回って状況を説明すると、JR西日本の駅からJR東海の駅にそのまま降りることが出来ない様で、一旦駅員さんにマニュアルで対応してもらう必要がある様です。
ここで、正規運賃は「柘植回り」の場合は、3,080円なのですが、「米原経由」の場合は3,740円となり、3,740円を搾取された様に感じました。
通常は、米原経由で新幹線を利用して豊橋まで移動するのが通常と思いますので、鈍行で「柘植」経由で豊橋まで移動するバカはいないと思われて、「米原経由」の運賃を取られたものと思料致します。
15年ぶり?くらいに、豊橋駅を出てみると駅前は大きく変わっていました。
その1はここまでです。
最後までご覧頂き、有難うございました。