長くなっているこのシリーズの始まりはこちらから
https://kansaijin46.com/trip/112_初めての「くじゅう山」「九重山」「久住山」/
2019年10月22日、3時30分起床 ( ̄▽ ̄)
ひっそりと、大部屋の寝床を抜け出し、朝駆けの準備をしました。
大部屋に張られたプラスチックのチェーンに、タオルや山シャツを干していましたが、それらを回収し、ビニール袋に直して、サブザックに入れる際、シャカシャカと音を立てるので、周りが気になります。
昨日はごった返していた、法華院温泉山荘の受付もひっそりしています。
昨晩、23時まで呑んでいた談話室は、いくつかの電気はついているものの誰もいません。
この談話室に昨夜23時でも、いくつかのパーティの語らいがありました。
この談話室は、テント泊の人も利用できる様で、夕食段階からここで煮炊きの料理まで作って、缶ビールは自動販売機からどんだけでも調達できる、更に温泉も隣にあるという、楽園の様な場所なのです。
昨日の山荘泊も良かったのですが、仲間と一緒にテント泊で、こちらの談話室で宴会をするというのも、ぜひ一度計画したいと思う「いのとも」でした!
朝駆け前に、談話室の時計を確認すると、3時50分でした。
頂上までの時間を逆算して、ご来光までに相当早い気がしましたが、山頂で待てばよいと考え、この時間に出発しました。
今、時計の写真を見て気付いたのですが、時計の向こうは乾燥室ですね。沢山のハンガーと、奥にはタオルが掛かっているのが見えます。知りませんでした。
出発して、法華院温泉山荘を振り返ります。写真の左側で灯りが見えるのが談話室、右側が食堂、大部屋のある建物で、手前の1階が温泉となります。
この法華院温泉山荘から、半月の月の光と、ヘッドランプの光を頼りに「大船山(たいせんざん)」を目指します。
10分ほどで、坊ガツルのキャンプ場で、ここにも大きな小屋がありました。
下記に示します様に、大きな看板で、「ここで用便をすませろ!」と記載されており、自然を慮っていることがよく分かります。
2019年10月22日、4時5分。「大船山(たいせんざん)」の山頂への直登が始まりました。
左に行ったら平治岳登山道、真っすぐが大船山登山道です。
初めての山で、道を知らない状態での朝駆けなので、下記の様な大きな看板は安心出来ます。
山荘泊のため、荷物が少ないこともあって、結構ハイペースで登ることが出来ました。
途中、私よりもさらに早い時間に出発して、朝駆けしている方々を数名追い越して、稜線に出ることが出来ました。その到着時間は5時4分。約1時間で厳しい直登を上ることができました。
ここにもキッチリとした道標があるので安心します。
この看板で思うことは、「坊ガツル」の「ガ」は小さいことが正しいのでしょうか?
小さい「ガ」が、パソコンで上手く出せません。例えば、小さい「カ」であれば、「3ヵ月」と入力すれば出てくるのですが、小さい「ガ」は私の力では表に出すことが出来ません。申し訳御座いません。
少し休憩して、「大船山」の頂に着いたのは5時17分。
九重山の1座目を落としました! ピークハンター調にて。
そこには、既に先客がありました。以前に鹿児島に住まれていた方の様で、今日の日の出、ご来光は最高になるぞとお互いに喜び合いました。その後もご来光を山頂でという方々が増えてきました。
5時27分の写真では、既に朝焼けが始まっています。中央の黒いシルエットは「大船山」の道標で、左の光は、大分市?別府市?あたりの街並みのライトです。
ゆっくりを白んでいく時間を楽しみます。
5時59分。
まだ、日の出まで30分ありますが、オレンジから黄色になっています。
山頂で日の出を待つ、山家のシルエットがカッコイイ感じです。
右側に目を向けると、山頂の木々が夜明けを待っているような様子を感じたので、こちらでも1枚撮りました。
左を見ると、既に山焼けが始まっていました。
iPhone7での撮影なので厳しいところですが、紅葉の赤と朝焼けの赤のコラボレーションです。
法華院温泉山荘でご一緒した元顧問の方のアドバイスを聞いて良かったと思う瞬間でした。
赤色に赤色を重ねるという自然が織りなす、姿なのです。
もう1枚、いい写真が撮れていました。
由布岳方面でしょうか?
少し遠方の山々と、手前の真っ赤に燃えるモミジ。
iPhone7でもここまで撮れるので、私にとっては十分です。
このiPhone7でも、ピントを合わせる位置で、キッチリと露光調整をしてくれるのです。
下記の2つの写真を比較して下さい。同じ位置、同じタイミングでも、ピントを合わせる位置で全く異なる写真となりました。これだけ印象が変わる写真は中々ないと思い、掲載させてもらいました。
長くなっているこのシリーズですが、次回、ご来光時の動画もアップ出来るように頑張りますので、次回も宜しくお願いします。
つづく。