その1はこちら↓↓
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十分と九份へは、KKdayの貸切チャーター車で!
今回は家族旅行ということで、九份へは貸切チャーター車で行くことにしました。
というのも、前回会社同僚と2人で、九份に行った際、激安旅の定番である現地バスに乗りこんで九份に行ったのですが、帰りのバスが満車で全然乗れずに、別のバスにようやく乗れたと思ったら近くの鉄道駅までのバスで、台北市内に帰るのに難儀したという経験があったからです。
前回の二の舞にならない様に、今回は貸切チャーター車で行くことに。
台湾の貸切チャーター車は、「KKday」という台湾を本社にする現地ツアーのオンライン予約の会社にアプリを使って、手配しました。
KKdayのアプリをダウンロードして、年末の貸切チャーター車を予約しようとすると、12月29日の台湾2日目は既にいっぱいで予約することができず、仕方なしに台湾到着の1日目、12月28日で予約することにしました。
値段は日本円で18,297円。バスなら1人500円程なので3人で1,500円としても10倍以上です。でもでも、今回の旅ではこの18,297円の投資は、大正解でした。ヨメとムスメさんも、このチャーター車の十分、九份の観光が一番いい思い出となったと吐露していました。
まず何より、良かったのは、日本語ペラペラの若い運転手が一緒にアテンドしてくれるのです。車も新品のシエンタで、印象としてはかなりVIP待遇をしてもらった感じです。
事前にドライバーとはLINE交換をしており、迎え時間も微調整が可能です。無事にホテル前で合流し、貸切チャーター車に乗り込みます。
車内では最近の洋楽が流れており、まずは十分までの移動です。少し雨が降る天気だったので貸切車で移動は助かりました。
ドライバーは、東京の専門学校に2年ほど通っていた様で、8割、9割の会話ができるためヨメやムスメさんもリラックスして会話することが出来、海外に出ている中の緊張が緩んだ様でリラックスムードで過ごせました。
十分(シーフン)で、ランタン上げ!
そうこうしている内に、十分近くまでやってきました。
橋の向こうの空に、幾つもの飛行物体が!!
あれが、ランタン飛ばしか!
十分の町は非常に小さいので、少し手前の駐車場に車をとめて、ドライバーの後ろをついて行きます。するとすると、「ランタン」の正体がようやく分かってきました。
思っていたよりも、かなりデカイです。 下記写真の4つがランタンです。
ランタンを売るお店は10軒以上あったと思いますが、ドライバーさんと恐らく提携関係にあるお店に連れられ、ランタンを購入することに。
4つの面を持つランタンについて、4色を選ぶことが出来る仕組みとなっており、健康は赤色とか、恋愛は青色とか、決まっている様です。
はっきり言って、ごった返している中で早く決めろというプレッシャーの中、いのとも家は、赤色、オレンジ色、黄色、水色の4色のランタンを購入しました。
その後、ランタンの4面に筆で願いを書くというシステム。
なかなか面白いです。
1枚目は赤色の面。健康に対する思いを書く面です。
「〇〇家 健康第一」と書き、その下には家族4人の名前を入れました。
オレンジは恋愛面だったと思います。ムスメさんの思いを暴露するわけにもいかず、途中までの写真とさせて下さい。大体想像出来ますね。
黄色は仕事面だと思いますが、大学生のムスメさんの今の思いの様です。こちらは差し障りがないので、全世界に公開です。
そして最後、水色の面は、本ブログの更なる発展を目指して、オヤジが書きました。
ムスメさんからは、ブログネタにするのだとモロバレでした。
完成したランタンをアルバイトの女性が持って、線路に向かいます。
線路??
そうなんです。通常、列車が走っている線路の上からランタンを飛ばすのです。
なぜ、線路から飛ばすのかは知りませんが、、、
ヨメとムスメさんは笑顔ですが、私はもう一つ理解出来ていないのか、冴えない顔です。
いのとも家のランタンも、その願いとともに遥か上空まで上がっていきました。
願いが叶います様に。
このランタンは、菜種油の様な油を染み込ませた竹を燃やしてランタン内の空気を温め流ことで、上昇していくものと思いますが、油が無くなり消えてしまうと落ちてくるのかなと推察します。何処かでゴミとなっていると思うと、よくこんな事が許されるなという気持ちも出てきました。
近くの川を見ると、ランタンの残骸もありました。やはりゴミとなってしまう運命の様です。
また、十分駅から列車は頻繁に出ていきます。
列車が通過したら直ぐにランタン上げとなります。どうしてこうなったのか、これが許されるのか、これが当たり前になっているのですね。
2015−16年の地球の歩き方には、十分が紹介されていないという現実。
この十分のお祭り騒ぎですが、5年前の「地球の歩き方」にはどこにも記載されていません。恐らく、SNS、インスタの急激な普及とともに、インスタ映えするこのランタン飛ばしが一気に台湾名物になったものと思料いたします。
いつまで、ゴミ飛ばしが許されるのか分かりませんが、思い出になることは間違いありませんので、出来るうちに体験されることをオススメ致します。
では、また次回に。
https://kansaijin46.com/trip/149-family-travel-taiwan-3/