長者原から「坊ガツル」を目指します。
鹿児島出発から長者原までは、その1をご覧下さい。
いざ、「坊ガツル」で登山開始です。
天気は、、、
上記写真の様に、雲多しです。
長者原にある看板には、「ようこそ飯田高原へ」の文字があります。
「このあたりって、飯田高原って言うんだ」との思いが。
私の中で、「飯田」は、長野県飯田市。
学生時代を過ごした豊橋から始まるJR飯田線のイメージが強く残っている様です。
続いて、ガイド犬平治号の銅像にご挨拶。
青空も見えてきました。
青空を見て、やる気が沸いてきた様で、先輩2人も先を急ぎます。
ここ長者原には、タデ原湿原と呼ばれる広大な湿原があり、その景色もかなりの絶景です。
その写真がこちら↓↓
遊歩道が整備されており、観光客の姿もあります。
昨年11月に来た際は、コロナ前だったので沢山の方が来られていたのを覚えています。
さらに雲が晴れ、三俣山の全容が見える状態になりました。
タデ原湿原を越えて、山に入ります。
雨ヶ池越経由で、「坊ガツル」を目指すコースです。
途中、7月に熊本大分地区を襲った豪雨の影響で登山道が崩壊した部分も見られましたが、この段階で容易に歩ける状態に補修されていました。
ありがとうございます。
所々に豪雨の爪痕が残っていましたが、登山者も多いのか踏み跡もしっかりしており、安心して登れる状態です。
ご心配はいりません。
そうこうしているうちに、樹林帯を抜けて、雨ヶ池に到着。
平治岳あたりのお山が見えてきました。
右側には三俣山の北峰です。
この後、この山を登ることになります。
更に進んで、雨ヶ池を抜ける所の高台から聖地「坊ガツル」が見えました!
ここから30分ほど下ると「坊ガツル」の入り口です。
聖地が目の前です。
左には大船山のピークが見えました。
坊ガツルの看板もどうぞご覧下さい。
その時、ちょうど法華院温泉山荘の軽トラが前の砂利道を進んで行きました。
この軽トラが入れるから、冷たいビールがお手頃価格で頂けるので、私にとっては神に見えました。ご苦労様です。感謝、感謝。
先輩2人は、俺ものせてくれ!との思いがあった様です。
「坊ガツル」到着は、13時でした。
メインザックを背負っての登山は初めての先輩2人と一緒に歩いて、長者原から3時間でした。
聖地に2つのテントを張って、法華院温泉山荘でビールを飲みながら昼食を取ることにしました。
7月の豪雨で、バンガローとテント場が土砂崩れの被害で大変な状況になっていましたが、本体の山荘は問題なく、11月に訪れた時と同じ姿でした。
熊本県大津のセブイレで購入したオニギリ2個を食べながら、山荘の自販機で購入したプレミアムモルツで乾杯です。
久々に美味しいビールでした。
先輩2人は、テント場でゆっくり。
私は1人、三俣山縦走へと向かうのでした。
時計は14時を回っていました。
つづく。