2021年1月2日 綿向山に行ってきました!
既にYAMAPで報告しておりますが、2021年1月2日に綿向山に行ってきました。
そこで見た景色はこれまで見たことないモノでした。
ここ数年、正月は実家に帰省して、家族と共に近くのホテルで正月をゆっくり過ごしております。
昨年の2020年は淡路島のホテルでした。
露天風呂から見る夕陽もなかなか乙なものでした。
2019年は静岡浜名湖の舘山寺温泉で宿泊しました。
星野リゾートのホテルで気分アゲアゲで過ごすことが出来ました。
2021年の正月は実家近くの「かもしか荘」へ
2021年の正月はコロナ禍ということもあり、実家近くの「かもしか荘」で過ごすことになりました。
甲賀市土山地区にある「かもしか荘」は三重県との県境に位置し、鈴鹿山脈の麓になります。
15時からのチェックインに対して、部屋の掃除が終わっているとのことで14時半にチェックインさせてもらうことが出来ました。
そしてその後、私1人は綿向山に向かうのでした。
18時の夕食まで、3時間半の隙間時間を生かそうという魂胆です。
3時間半で収まるのであれば、最も近くの綿向山しかありません。
迷うことなく綿向山に向かう私「いのとも」でした。
かもしか荘から10km程、車を走らせ綿向山の登山口です。
登山口付近にも雪があったために一番手前の駐車場に車を停めました。
そこには3台の車がありました。
そして、15時過ぎに登山スタートです。
人気の山の様で、かなり立派な看板が登山口にありました。
春や秋など沢山の登山者が来られることが予測されます。
私にとっては初めての綿向山でしたが、、、
奥の駐車場には15台くらいの車がありました。
この車の方々とすれ違うことになると思われます。
川沿いのなだらかな道を歩いていくと、ヒミズ谷出合小屋に到着です。
ここから本格的な登山道となります。
杉林の中をジグザクに登るコースです。
このジグザクの登りで、10名以上の下山者とすれ違いました。
15時を回っての登山開始のため、人によっては「今から登るのか!」と声がけ頂き、雪山ということもあり心配して頂く方もおられました。
そうこうしている内に、50分ほどで5合目の小屋に到着することが出来ました。
かなりの積雪があることが分かります。
5合目小屋の屋根は真っ赤で、白い雪と赤い屋根の小屋、そして青い空。
絵になる光景です。
更に標高を上げると、樹々に霧氷が形成されており、今の穏やかな状況とは違い低温で強い風が吹いて時間帯が多くあることを物語っています。
この景色を見れただけでも綿向山に来た甲斐がありました。
そんな想いに駆られる上質な景色でした。
積雪期の直登ルートを登って、稜線に出ると山頂はもう直ぐです。
そして、1時間25分をかけて登ってきたゴールとなる綿向山山頂です。
標高は1,110m。
この標高に語呂を合わせて、11月10日が綿向山の日となっているものと容易に推察されます。
山頂にはお堂や鳥居もあり、信仰の山であることもよく分かります。
また山頂からは鈴鹿山脈の雨乞岳と、三角錐の見た目Goodの鎌ヶ岳をキレイに見ることが出来ました。
当初は御在所岳と思っていました雨乞岳であることが分かりました。
山頂での景色を楽しんでいる内に、時刻は16時30分を回り、少しづつ夕陽モードに突入していく状況になっていました。
鳥居越しに夕日を見ると中々良い色合いになってきました。
また、パノラマ写真もいい感じです。
iPhoneでは簡単にパノラマ写真が撮影出来ます。
振り返って、また雨乞岳を見るとオレンジ色に染まっていました。
太陽の方を見ると雪面が真っ赤に染まっていました。
更に、霧氷の白色も色付いていました。
真っ赤な夕陽を受けて、霧氷がピンク色にも見える状態で、満開の桜の花の如く景色が目の前に広がりました。
正月からいいタイミングで山頂に立つことができ良かったです。
まだまだ見ていたい景色でしたが、18時からの夕食があり、待たせる訳にもいきません。
仕方なく、下山することにしました。
でもでもそこから、日が陰るのは早く、あっという間に杉林では真っ暗闇になってしまいました。
急ぎ降りるために、ジグザグのコースをシリセードでショートカットして下山しました。
17時26分、駐車場まで戻ってきました。
借りてきた母親の軽自動車がポツンと一台取り残されていました。
そこから急ぎ、「かもしか荘」へ車を走らせます。
そして18時の10分前に、ライトアップされている「かもしか荘」に戻ってくることが出来ました。
やれやれです。
とりあえずドボンと温泉に浸かって、夕食に向かいました。
綿向山の登山で、空腹になっており、コースで出される食べ物は全て美味しく頂きました。
今年も絶景を求めて、いろいろなところにいきたいと思いますが、夕陽に染まる霧氷の姿は正に絶景と呼べるものでした。
END