驚きのANAとJALの共同運行(°▽°)/
8月23日に驚きのニュースがありました!
なんとANAとJALが共同便を運行するとのニュースです。
翌日の南日本新聞にも大きく出ていました。(著作権に配慮してぼかしています)
それぞれの航空会社のWEBサイトの発表を調べてみると下記のような感じです。
まずは、JAL。
JALは、2022年10月よりFDA(フジドリームエアラインズ)とAMX(天草エアライン)、ORG(オリエンタルエアブリッジ)の航空会社で運行しているエア便で、コードシェア(共同運航)することを下記のような内容で知らせています。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/route/codeshare/
一方で、ANAの方は強烈です。
「2022年10月30日より日本エアコミュター、天草エアラインとのコードシェアを開始します。」としれっとお知らせされていますが、日本エアコミューターはJALの系列子会社ですので、鶴のJALマークがついた航空機がANA便として運航されるということなのです!!
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/airinfo/codeshare/domestic/
鹿児島に住む関西人で、鹿児島や沖縄の離島が大好きで、ライフワークの1つとして離島めぐりをかかげている私に取っては、ものすごく良い話で感謝、感激しております。
既報ですが、ANAの新社長は奄美の加計呂麻島の出身の芝田さんで、地元の奄美に帰る際にJAL便で帰省するのではなく、ANA便で帰省したいという思いがあったとか、なかったとか。
そんなことで共同便が運行されるとは思いませんが、鹿児島に住む関西人としては大歓迎のニュースでした。
8月30日から共同運航便が販売されるとの情報から調査
ANAのスーパーフライヤーズメンバーとなっており、ANA推しなのですが、鹿児島からの離島便はJAL系列の便しかありませんでした。
今後は、JAC便のコードシェアですが、ANA便として搭乗でき、ANAのマイルをゲットできるということになるのですが、JALとANAで運賃はどうなるのか気になり、調べてみましたよ。
11月1日の鹿児島→与論島のエアチケット料金を調べてみると下表のような結果に。
JAC(JAL) | ANA(コードシェア) |
大人普通運賃 38,250円 | フレックス 36,100円 |
ー | バリュー3 31,200円 |
ー | バリュー1 35,600円 |
スーパー先得 16,800円 | スーパーバリュー21 21,000円 |
普通運賃では飛行機を運行しているJACサイドの方が値段が高く38,250円で、コードシェアで借りているだけのANAの普通運賃(フレックス)が36,100円と安くなっていることが分かりました。
正規料金で乗るのであれば、ANA便が2150円お得という結果でした!
一方で、JALでスーパー先得という55日前までの予約購入を行なった価格は16,800円で、ANAのスーパーバリュー21という価格では21,000円となり、その差は4,200円で大きな差です。
しっかり計画を持って事前に航空券を購入できる状況であれば、JAL(JAC)便が大幅にお安いということになります。
ANA便の2022年11月1日13時5分発の与論行き ANA4349便の運賃
一方のJAC(JAL)便の価格
最安価格は16,800円でお安いのですが、大人普通運賃は38,250円は最も高い価格です。
具体的に見てると、元々運行しているJAC(JAL)便で飛んだ方が単純にお安いようです。
今後は、マイルを使った特典航空券の場合はどうなるかが気になるところです。
いずれにせよ、選択肢が増えることは消費者側にとってはありがたいことなので、今回の共同運航のニュースは喜ぶニュースでしたよ。。。