2021年のお正月は実家近くのかもしか荘へ
前回のブログで、かもしか荘にチェックイン後に「雪の綿向山」に登ってきたことを報告させて頂きました。
今回は、その登山後のかもしか荘での正月マッターリ生活について書かせて頂きます。
まずは、「かもしか荘」についてのご紹介です。
https://www.kamoshika-yado.com/about/#restaurant
ホームページのかもしか荘の紹介ページには、「甲賀の奥座敷」という枕詞と「大河原温泉」と記載があります。
むかーし、むかーしは、この「かもしか荘」は国民宿舎として運営されており、当方が初めて原付免許をとった若かりし頃に鈴鹿スカイラインへとツーリングに行った際に立ち寄った記憶があります。
ネットを探してみると、国民宿舎の時代の「かもしか荘」の写真がありました!!
やはり昔ながらの国民宿舎では利用客が伸びないのかもしれません。
そんな国民宿舎「かもしか荘」は閉鎖され、2012年11月29日付の甲賀市観光協会スタッフブログには、「NEWかもしか荘」の建設が始まったと紹介されています。
https://kokakanko.exblog.jp/19284303/
そしてそして、2013年7月20日に『甲賀の奥座敷大河原温泉「かもしか荘」』としてオープンされた様です。
何ですが、上記の国民宿舎の建物の左にある温泉施設の建物が新しい感じがします。
また、当方が若かりし頃、それは30年前のことですが、その当時は温泉施設はなかったと記憶しています。
滋賀県には温泉が少なく、特に琵琶湖の東側には少ないということから、いつこの温泉が採掘されたのか調べてみました。
するとすると、下記 URLのサイトに、2004年8月27日の滋賀県の環境審議会において、大河原区自治会の代表者によって「甲賀郡土山町大字大河原」に温泉掘削することが申請され、許可されたことが記載されていました。
http://hse.dyndns.org/hiroto/private/Bclass/onsen/spa420/newsig.htm
でもでも、かもしか荘の公式ホームページには、1995年(平成7年)に開湯したと記載されており、大河原区自治会によって申請された温泉採掘とは違うのかもしれません。
いずれにせよ、ちょうど私「いのとも 」が鹿児島行きとなった1995年に大河原温泉が開湯し、「甲賀の奥座敷」となったということです。
うだうだ書いてすみません( ̄▽ ̄)
「甲賀の奥座敷 かもしか荘」のお部屋は??
2階建ての「かもしか荘」ですが、宿泊は2階のみで、全10室です。
末尾に「4と9」が付く部屋がなく212まであるという日本の「死と苦」を避けるという配慮がされています。
客室10部屋で採算を取ろうとすると宿泊価格をあげないと仕方ないと思いますが、今回の宿泊では3人で食事込みで75,000円ほどだった様です。
私は支払っていないので、おおよその値段しか聞いていませんが、それぐらい取らないと経営は難しいとは思います。
現在の経営は同じ甲賀市にある水口センチュリーホテル株式会社が経営されている様です。
従業員もローテーションがあるのではないかと勝手に思っています。
「甲賀の奥座敷 かもしか荘」のお食事は??
18時より食堂で夕食を頂きました。
新型コロナ感染対策として、8つあるテーブルに対してジグザク配置で4テーブルのみ使用する様にされていました。
テーブルには12月・1月のコースメニュー表がありました。
やはり、メインは「近江牛」の様です。
まずは、一品目、海の幸のアンサンブルから。
一般的にはサーモンを好まれる方が多いのか、サーモンが幅をきかせています。私がそれほど好きでないからか知りませんが、実家の家族、鹿児島の家族ともにサーモンがあまり好きではありません。
でもでも美味しく頂きますよ。
そして、赤かぶらのポタージュ。
王道のコーンやカボチャではなく、あえての「赤かぶら」なのだと思います。
やっぱり、王道は美味しく「コーン」や「カボチャ」の方に軍配が上がるとは思いますが、珍しさのポイントは高いと思います。
少し苦味があり、年寄りは好きかもしれません。
3品目は、準メインというところの「寒ブリ」でした。
バルサミコ酢のソースの様です。
鹿児島はブリやハマチの養殖が盛んなので応援したいところなのですが、文句ばかりで申し訳ないのですが、ブリも好きか嫌いか2択せよと言われたら嫌いを選択してしまう食材です。
特に刺身のブリ、カンパチ、ハマチ系が好きになれません。
と言って食べない訳ではありませんよ。
このソテーも美味しいのですが、、
この季節の高級食材となると「寒ブリ」になってしまうのは世の流れという事は理解します。
そしてメインメインは、やはり「近江牛」でした。
近江牛はありがたいことにブランド牛になっており、こんなところでもメインとして鎮座できる様になり、良かった良かったと思います。
個人的な感想ですが、恐らく焼く前のこのステーキはサシがたっぷり入っている高級部位だと思うのですが、食べてみると、ちょっと脂が多すぎるという感想を持ってしまいました。
というのも2日前に実家で、グラム1200円の近江牛をしゃぶしゃぶでアッサリと頂いていたからなのですが、、、
お肉は山村肉店で購入です。 ここのお肉はGoodですよ!
最後にデザートです。
ティラミスに、アイス、ハッサク?、イチゴとコーヒー。
ご馳走様でした。
食事の途中には、食堂から窓越しに見える夜景のLEDイルミネーションショーがありました。
更に更に、甲賀忍者が紛れ込んできたというテイで、食堂に忍者もやってきましたよ。
左の忍者は海外から来られているようで方のようで、チェックイン時はフロントにおられましたよー。も
かもしか荘の温泉は??
食事の後は、2回目の温泉です。
綿向山からの帰りが遅くなり、1回目は5分ほどのカラスの行水だったので、2回目はシッカリ入ります。
内風呂と露天風呂があり、サウナはコロナ感染防止の観点から閉鎖されていました。
泉質は、体の芯から温まり、肌に心地よいナトリウム炭酸水素塩泉と薬効にすぐれた単純放射能泉とのこと。
少し雪の残る中、露天風呂を楽しむことができました。
日帰り温泉は500円で入れるようです。
かもしか荘の朝食は??
朝食は、お正月スペシャルのおせち付きで食べ切れないくらいでしたよ。
それでも全部いただきましたよ。
食事後のコーヒーも美味しく頂きました。
食堂の外にはオートキャンプ場が見えるのですが、ほぼ満員の様相です。
グランピングなど高級キャンプが流行っているというのと、コロナ禍で人との交わるを極力避けたいという思いで、満員になっているのかなと想像します。
コテージの暖房はどんな感じなのか分かりませんが、一度は泊まってみたいです。
オートキャンプ場の方も温泉に入れるようなので、オススメです。
10時のチェックインを待たずして、会計をしました。
今回の財布は姉の様です。
玄関前にいるかもしかにお別れし、2021年のお正月マッターリ生活の終わりです。
かもしか荘の隣にある若宮神社で初詣。
本年も良い年になります様に。
本年も宜しくお願い致します。