もともとはハブ対策で導入されたマングース。。。
2024年9月4日の南日本新聞の一面は、
「奄美マングース根絶」というニュースでした。。。
さすが、南日本新聞って感じです。
もともとは、奄美大島に生息する猛毒を持つハブの対策として、
海外から持ち込まれたマングースなのですが、
ハブではなく、アマミノクロウサギに代表される奄美大島の希少種を捕食してしまう結果となり
希少種が撲滅してしまう危機を回避するために
今度はマングースを駆除するという人間の好き勝手な対応で、
一番の被害者はマングースだということなのです。
ハブ対策導入から45年で、「根絶した確率が極めて高い」という状況になったようです。
新聞記事によれば、2018年に最後の1匹を捕獲し、
それ以降6年間は捕獲ゼロが続いている状況で、「根絶した確率が極めて高い」という判断になったようです。
捕獲したマングースは3万2000匹ということですから、相当な数です。
駆除規模として、世界最大級とニュースされています。
奄美大島ではないですが、
徳之島にもアマミノクロウサギが生息するのですが、
下記のブログでアマミノクロウサギを観察したことを書かせてもらっています。
上記ブログに、アマミノクロウサギの動画をYouTubeにアップしたものを貼り付けている
のですが、その再生回数は37回です。。。
昨今の憧れ職業として「ユーチューバー」がありますが、
現実問題として、再生回数を伸ばすのは大変な努力が必要で、
かつ継続して配信する必要もあり、本当に大変だと思います。
そんな当たり前のことを、自身のアマミノクロウサギ動画の再生回数から
思い知る「いのとも」でした。
おしまい。