鹿児島に住む関西人のつぶやき

613)_小田急の戦略!子供料金一律50円へ 損して得取れ戦略だ(°▽°)/

朝のNHKニュースで、小田急の戦略に驚きました♪( ´θ`)ノ

朝のNHKニュースを見ていると、小田急が子供料金を一律50円に引き下げる方針との報道がありました!

2022年春から実施予定とのこと。

この値下げで、おおよそ2.5億円の減収になる様なんです。

この2.5億円の減収にも関わらず、これをやるというのはナゼなんでしょうか?

小田急WEBサイトより引用

小田急の路線図を上記に示しますが、新宿から小田原まで子供料金ICチケットで455円が50円になるという大盤振舞いなのですが、したたかな戦略があるのだと思います。

まず、こんな私もブログ記事にするように、相当な宣伝になりますよね。

大御所の女優さんをCMに起用すると1億円かかるとか言いますが、2.5億円の減少となるものの相当な宣伝になると思われます。

さらに、子供の電車代が下がるということを呼び水に、小田急沿線に若い家庭に引っ越してもらうという戦略の様です。

子供1人で移動することは少なく、小学生までの場合は大人が一緒について回ることになるので、それによって、2.5億円の減額を補填しようという考えの様です。

コロナ禍で人の流れが減少し、鉄道会社は減収となっている様で、さらにリモートでも十分仕事ができるということがわかって来ており、コロナ明けとなった後もリモート出社というのが残るのではないかと言われています。

特に事務職的な若い女の子にとって、会社に行かなくても仕事が出来て、給料がもらえるということを知ることになり、こんな大きなメリットはないという状況になっているのです。

長い時間をかけて、通勤電車に揺られて会社に行く必要がない。

その通勤電車は満員で、常に何をされるか分からない状態なので、おびえる必要がない。

長い時間をかけて、化粧する必要がない。(リモートのカメラでは、バッチリメイクは不要)

着た切りスズメとならない様に沢山の服をもつ必要がない。(顔だけ映る様にすればスエットOK)

恐ろしいほどのメリットです。

リモート出社ができるということは、、、

そんな状況なので、コロナが明けても電車に乗る人は、元に戻って来ないというシミュレーションもあったのかもしれません。

そんな状況で末永く電車に乗ってもらえる様に、子供料金の50円化で、若いファミリーを小田急沿線に呼び込んで、サスティナブルな鉄道会社を目指すという小田急さんの考え、一歩先に行っている印象を受けます。

この提案をした人、やり手だと思います!!

まさに、『損して得取れ』だと思います。

この二番煎じでは、宣伝効果は恐ろしく低減すると思います。

他の鉄道会社がどの様な手を打って出てくるのか、小田急線の今回の戦略がまんまとハマるのか注目したいです!!

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いのとも
鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

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