石山高校での部活動は、山岳班でした
夏の同窓会の記事でも少し書きましたが、高校時代は山岳班に在籍しておりました。
中学時代は陸上部で、ハードルと長距離という正反対の競技を得意としておりましたが、人並み以下の実力であったため、競技会では補助員をやっていた記憶があります。
そんな中学から、高校に上がる際にどの部活をしようかなと思う中で、ある程度長距離は大丈夫ということと、いろんなところに行けるのではないかとの思いから山岳班に入部したのです。
男だけの5人が新入生として山岳班に入部したのですが、入部した次の日曜日に、大阪駅近くの当時IBS石井 スポーツに60リットルクラスのメインザックと、登山靴、寝袋を購入しに行ったのを覚えています。いきなり3万円以上の用具を買わされ、もう後戻りできない状況になったのです。
34年前に購入した寝袋を今も使っています(°▽°)
新入生の際に購入した寝袋、34年経過しておりますが、今も使っております。
先日の「マイまくらカップヨットレース」に参加した際、鹿児島県南大隅町根占のみさき公園でテント泊をした際に使いました。
内側の頭の部分は、少しカビの様な黒いものも見られますが、タオルを枕がわりにすれば、全く問題なしで、温かく眠れました。
中綿には、DU PONT(デュポン)社のDACRON(ダクロン)が使用されている様で、DACRONと記載されたワッペンが貼られています。
このDACRONというのは、デュポン社の商品名で、化学名としては、ポリエチレンテレフタレートとなります。化学繊維として初めて工業化された材料の様です。日本では、帝人と東レの商品名テトロンとして知られているのです。
34年前の購入価格は、おそらく8,000円くらいだったと思いますが、今でも使えるのですから値打ちのある商品だと思います。
寝袋に貼られたモンベル のロゴも古いもので、今のロゴとは異なります。
このモンベル ですが、今となっては誰もが知るアウトドア総合メーカーの雄ですが、購入した当時(1985年)は、創業の1975年から10年経過したばかりで、小さな会社でした。
それでも登山者である「辰野勇」さんが創業されたメーカーで、使う立場に立って、丁寧に作られている様な感じがしたので、購入したのだと思います。
おそらく、あと30年ほど使うことになると思います。最後まで宜しくという気持ちです。
さらにテントもモンベル製「ムーンライト」です(^。^)
テント泊したテントもモンベル製です。
確か、高2の時に買ったものと思います。これを担いで鈴鹿山脈を縦走したのを思い出します。
この点とも33年前のものですが、少し支柱が曲がっている感じはありますが、全く使用に問題ありませんでした。一緒にレースに参加したK山さんと二人で熟睡しています。
フライシートもあるのですが、この日は雨が降ることもないだろうとフライシートなしで使用しました。夜露に濡れたので、フライシートしていた方が良かったという後悔の朝を迎えました。
この33年前のテントを使っている方も、イカれた野郎ですが、作ったモンベルも驚きで、今もこのテントを売っているのです。
価格は32,800円。 33年前の価格は覚えていませんが、恐らく3万円は切っていたと思います。
少しづつ改良はされていると思いますが、私の撮影したテントの写真と、オンラインショップの写真は全く同じです。33年経過しても同じものを販売できるという、機能重視でデザインされているためなのか、初めからしっかりと作り込まれたデザインと機能のために何年経っても色あせない定番テントとなっているのだと思います。
このテントも少なくともあと30年使わせてもらいたいと思います。(^^)
結論として、「いい物を買えば、いつまでも使える。」です。
例外もあって、確かレインスーツもゴアテックスの高いものを買ったはずですが、着るものなので擦れ擦れて、あっという間にゴミ箱ということもありました。
残念。