トカラマラソンが終わって、12時間かけて帰るのです。
怒涛のような2024年10月5日のトカラマラソンが終わり、
10月6日の朝を迎えます。
離島の朝は早く、
5時には、宝島を出航するのです。
甲板に出て、お見送りしていただいている方々に手を振ります。
宝島は5時だったので、甲板に出てくる人もまだ少なめ。
まだ雑魚寝のフェリーで寝ておられる方が多い様です。
続いて、小宝島。
灯が見えてきました。
5時48分、小宝島に接岸。
まだ夜は明けていません。
ここでは、カーゴに乗せられる3頭の牛の姿がありました。
小宝島で育てられた牛3頭が、フェリーとしま2にて、
一緒に本土まで運ばれるのです。
いつもの光景のようで、牛を運ぶ専用カードには、十島村の文字が入っていました。
港と反対方向の東を見ると、
朝焼け。
そして、小宝島を出航です。
6時3分でした。
勝手に人の背中を借りていますが、
小宝島との別れが悲しいのか、
それとも体調が悪いだけなのか、
はたまた眠たいだけなのか、
吐噶喇のプリントが入ったTシャツの方です。
6時19分、日の出です。
海から登る太陽を見るのも久々の感じがします。
そして、7時15分、悪石島です。
青空に緑鮮やかな悪石島。
前日のマラソン大会の際には見れなかった姿です。
7時を回っており、
悪石島あたりから、甲板は満員御礼の状態です。
悪石島ではバキュームカーが積み込まれました。
7つの島を順番に回るのでしょうか?
今回は悪石島で積み込まれて、鹿児島港まで、う⚪︎こが運搬されました(°▽°)
7時30分、悪石島を出航です。
ここでは、長い防波堤を走る子供達の姿。
いつまでも手を振ります。
8時を過ぎて、朝食が配られました(^ ^)
5万円の出場費ですが、
フェリーで2泊、食事は昼、夜、朝、昼と4食が含まれています。
この日の朝食は、菓子パン2個、島バナナ、デイリーヨーグルト、りんごジュース。
ありがたき、幸せです。
船内では悪石島Tシャツの販売が始まりました。
既に所有している「悪沢岳」のTシャツとともに、
欲しかったのですが、奥様にLINEで確認を取ると
「やめて下さい」と敬語で返されましたので、断念することに。
「悪」にはなれませんでした。
続いて平島。
8時25分の到着です。
ここでは平島太鼓の演奏がありました。
小中学生の貴重な発表の機会なのです。
海の色の南国色です。
また平島には
ゴリラがいました。
ゴリラのキスが見られる様です。 ↓↓
続いて、諏訪之瀬島。
ここではソーラン節。
みなさまありがとうございます。
諏訪之瀬島の最初の登り坂が見えました。
南日本新聞さんのYouTube動画でしっかりと紹介いただきました。
ありがとうございます。
そして、諏訪之瀬島は現在も御岳さんが噴火中。
火山灰が流れていく姿も見えました。
そして、中之島。
ここでは海に飛び込んむパフォーマンスありました。
しっかりと予行演習があるようで、
救助のロープが準備されていましたよ。
海からも手を振る人。3名。
この中之島でお昼弁当は作られた様です。
島の皆様ありがとうございます。
最後は口之島。
出航がちょうど12時です。
ここまで、宝島から7時間かかっています。
ここには、吐噶喇ヤギもいました。
そしてエイサーの舞。
こんなマラソン大会がどこにあるでしょうか?
唯一無二のマラソン大会に出場できて、本当に良かったです。
そして、お昼ごはんをいただきます。
手作りの島のお弁当です。
感謝、感謝の食事なのです。
14時を過ぎて、操縦室の見学をさせてもらいました。
十島村のフェリーということで、希望者は10名づつ順番に見学させて頂けたのです。
これもまた感謝です。
最後には、船長席に座らせて頂きました。
船長帽もかぶらせていただきました。
「フェリーとしま2、ここに独立を宣言する」と
勝手に沈黙の艦隊モードに突入でした。
その後、
屋久島、
硫黄島を
通過して、
錦江湾へ。
さつま富士の開聞岳も過ぎて、
この旅も終わりが近づきます。
もう夕陽です。
さらに、左に知林ヶ島、
そして右には桜島の姿。 ↓↓
無事に帰ってきました。
なんという貴重な体験だったでしょうか。
一度体験したら、何度となく行きたくなる
病みつきになる人がいるというのがよく分かりました。
本当にいい旅となりました。
十島村の皆様、トカラマラソン大会主催の関係者の皆様
本当にありがとうございました。