丸尾から登りピークまで
その1での報告は、丸尾の霧島温泉観光案内所まででした。
その様子はこちら↓↓
その丸尾の観光案内所位置は、地図上では、下記の赤いポイントになります。
標高587m付近で、スタートの妙見台から14.9kmとなります。
スタートからゴールの距離が29.9kmなので、ちょうど半分というところとなります。
ここから新燃荘近くの分岐までが上り坂となります。
観光案内所をスタートして、右側にローソンを見つつ上ると、左側に霧島国際ホテルが見てきます。
ここの温泉にも入ったことがありますが、この霧島国際ホテルは5月20日に閉鎖されるのです。
本年1月13日に出されました霧島国際ホテルの営業終了に関するお知らせが、知らせるところ、5月20日をもって営業を終了すると決定したことをお知らせしますとのコメントです。
そこには、「昭和46年9月の創業から50年が経過し、新型コロナウイルス拡大の影響により集客に大きな影響を受けており、今後の本格的回復への道のりは不透明で、その中でリニューアル投資が必要との状況で、事業継続は困難との判断を下された」ことが記載されています。
厳しい経営判断だと思いますが、まだ余力があるうちに営業終了を判断された様に思えます。
新聞報道では、周辺のホテルに従業員の再雇用をお願いされているとのことでした。
この大きな建物、壊すのも相当なお金が掛かりそうですが、物件はどうされるのでしょうかと勝手な心配をしてしまいます。
というのも更に坂を上って、見えてきたのは霧島ホテルで、大きなジャングル風呂を持たれた温泉で、現在も営業されていますが、その上にある林田温泉ホテルはクローズしています。
この霧島ホテルの立ち寄り風呂には今から10年前の2011年11月に行っています。
その際、ロビーに掲示されていた坂本龍馬の写真をケイタイで撮影していました。
その写真がこちら↓↓
今見てみると、もう一度見てみたいと思いますね。
実物大の大きさなので迫力があります。
一方で、この先の霧島温泉郷はどうなっていくのかがかなり心配です。
星野リゾートが霧島に新しく進出されたのは嬉しいところです。
さらに進むと、県道1号線沿いに霧島温泉の噴気孔があります。
硫黄で真っ白になっている木々も見られます。
この噴気孔をすぎて、しばらく進むと南側の視界が開けるテラス的な広場があります。
南側は桜島の方向です。
ちょうど満開の花をつけた桜の木もあり、桜島と桜という景色を見ることが出来ましたよ( ^∀^)
上記の写真では、桜島が小さいので、アップの写真もあります。
下記をどうぞ。
更に拡大します。
桜の花に集まるハチ?も撮れてしまっていますが、、、
このテラスを道なりに右に曲がるとバスの停車場があります。
霧島温泉駅行きのバスが停車していました。
そこから辛い上り坂を何とか乗り越え、龍馬ハネムーンロードの最高点を通過です。
全踏破のゴールである高千穂峰の山頂を見ることが出来ます。
標高938mがピークで、そこからは下りとなります。
残り約10kmは下りでした( ^ω^ )
下りになり、歩みが少しは楽になります。
そして、44番ポイントから6kmの登りを終えて、45番ポイントに到着です。
左に行くと、大浪池、えびの高原方向です。
龍馬道は右で、ゴールとなる霧島神宮の文字が出てきました!
この45番ポイント付近には、下記のような水色のポリバケツがありました。
よく見てみると、新燃岳の降灰量を調査するための容器の様です。
「ゴミ箱ではありません」とも記載されています。
この後、何ヵ所もこのポリバケツの降灰量調査容器を見ることになりました。
新燃荘の新湯温泉入り口の看板を通過するところでは、新燃岳山頂より湧き出る噴気を見ることが出来ます。
実際に噴火となると、この距離感は怖い感じです。
この後、新燃岳全体が見える様になってきます。
鹿児島に来てすぐくらいは、あの新燃岳にも登れて、高千穂河原から韓国岳まで縦走できたのですが、今では考えられない状況です。
再び新燃岳に登れる日は来るのでしょうか??
下りの道路を進んでいくと、鮮やかな色の川が見えてきました。
砂防ダムから流れる川の水の色が温泉色になっています。
そこから流れる川の水も同じように少し緑掛かっています。
石がオレンジ色になっているのは鉄分でしょうか。
普通の清流とは違います。
そして、46番目の道標です。
残り2つです。
この46番ポイントから少し進んだところには、「国民宿舎みやま荘」がありました。
今も看板はありましたが、2014年8月に閉鎖となっています。
新燃岳の噴火による立ち入り規制によって、運営会社が負債を抱えて閉館となった様です。
みやま荘の看板横には、大きな避難壕が作られていました。
マン万が一、新燃岳が爆発的な噴火を起こした際に噴石から身を守るための避難壕です。
こんなん、普通の所にはありませんよ。
更に下って行くと、オープンしたばかりの星のリゾートが見えてきました。
星野リゾートには、7月に宿泊予約をしています。
今から楽しみで仕方ありません。
そのホテルの下に、おそらく従業員の駐車場だと思いますが、沢山の車が駐車されていました。
その数35台。
サービスに重きをおいた星野リゾートなので、これくらいの従業員は必要になるのですかね。
そしてラスト2の47番目ポイントです。
ゴール間近です。
緑のトンネルで気持ちいい道路を下ります。
ここの道は車で走っていても気持ちいいです。
高千穂河原へ行く際はこの道を走ります。
そして、48番目の道標が見えてきました。
13時前に48番道標に到着です。
あとは、ゴールの霧島神宮前の観光案内所まで残りわずかです!!
最後、少し上りとなりますが、ゴールは目の前なので、足取りも軽いです。
そして、ゴールを示す看板が!
13時5分。
霧島神宮到着です。
お疲れ様でした。
観光案内所でゴール申請をして、48道標踏破の記念お守りを頂きました!!
しっかりと刺繍がされた記念のお守りです。
正直に嬉しいものでした。
観光案内所の前の足湯に使って、この日30kmの歩きの疲れを癒します。
3回の龍馬ハネムーンロードの結果発表!
1日目、3月5日の浜之市から日当山西郷どん村までの7kmは1時間2分でした。
YAMAPのデータはこちら↓↓
2日目、3月9日の西郷どん村から妙見台までの6.3kmは50分でした。
YAMAPデータはこちら↓↓
そして、3日目、3月27日の29.9kmは5時間17分となりました。
妙見台から霧島神宮までです。
合計すると総距離43.2kmで、トータル時間は7時間9分でした。
ゴールの観光案内所では40人くらいの方がゴールされているとのことで、20位までに入ると霧島市の特産品がいただける様です。
結果が楽しみです。
なお、全踏破にはこの後、龍馬も登った高千穂峰にも登らないといけない様で、せっかくなのでチャレンジすることにしました。
実際はこのブログを書いている3月31日に高千穂峰へのタイムレースに行ってきたのですが、それについてはまた後日の報告ということで、今回のブログ報告はここまでです。
ここまで読んでいただき、有り難うございました。