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500)_日本百名山「霧島山」の縦走コース(^。^)

2021年5月23日 高千穂河原からスタートです!

霧島山の縦走

500記事達成という記念すべき回ですが、5月23日に歩いた霧島山の縦走について書かせて頂きます。

ご参考になれば幸いです。

2021年は驚くほど早い梅雨入りでした。

GW明けの5月11日に梅雨入りとなりました。

平年よりも19日早いとのことで、前週は梅雨の雨模様の中、藺牟田池のトレランコースを走っていました。

そんな梅雨の中で、5月23日は中休み的に晴れ間が見えるということで、霧島山の縦走を計画したのです。

5月23日3時半の起床で、自宅を出発し、4時39分には高千穂河原からスタートです。

せっかくならばと、高千穂峰でご来光を迎えようと急ぎ登りましたが、御鉢手前で、高千穂峰の左に昇るお日様とご対面でした。

ミヤマキリシマのピンク色も負けていません。

御鉢の後ろには桜島と高隈山が見えまする。

本日のゴール予定地の韓国岳は遠い彼方です。

桜島の左には、うっすらと開聞岳の姿も。

鹿児島には、この霧島山と開聞岳、そして屋久島の宮之浦岳と3つの百名山があるのですが、霧島山から開聞岳を見ると少し得した気分です。

続いて、桜島と、高千穂峰の共演です。

と言っても影高千穂峰なんですが、、、

影高千穂峰と、韓国岳の共演もあります。

いかがでしょうか?

そして高千穂峰の山頂がすぐそこです。

早起きの皆さんがおられました。

5時35分、高千穂峰山頂に到着です。

何とかマダ、オレンジの太陽が残ってくれていましたよ。

霧島東神社からのルートはこちらです。

二子石が見えます。

右には日の出撮影隊の姿がありました

山頂から改めて、ゴールとなる韓国岳方面の眺望です。

このまままっすぐ行ければ少しは早いのですが、絶賛活動中の新燃岳がいるため、真っ直ぐのルートは通行禁止です。

法律違反として処罰しますと書かれているところを行けるわけも、裏ルートを遠回りして韓国岳を目指します。

高千穂峰から矢岳、竜王山へ

高千穂峰から鹿ヶ原経由で、矢岳に向かいます。

なかなかハードなコースなので、オススメしません。

途中、渡渉もあります。

梅雨の雨を集めているようで、流れも多めです。

矢岳からの高千穂峰は更に男前です。

山という感じは、ここからの高千穂峰を見て象形文字が出来たのではないかと思うくらい、山という時にマッチした風景です。

右に矢岳、左に竜王山というTの字に当たり、一旦、矢岳のピークをハントします。

そしてすぐに矢岳山頂。

おそらく市房山と思われる山々が山頂から見えます。

宮崎方面を見ると、何か突起のようなものが見えます。

拡大するとビルのような建物であることが分かります。

答えは、宮崎シーガイアのフェニックスホテルです。

iPhone12の10倍ズームでクッキリと確認することが出来ましたよ!

また、矢岳からの高千穂峰の姿も男前なのです。

その姿がこちら ↓↓

矢岳山頂を後にして、竜王山へ。

竜王山近くからの高千穂峰の男前でした。

7時45分、竜王山に到着です。

3時間のほどでここまで来ましたが、この後の大幡前山までのルートが大変でした。

下記に竜王山から大幡前山までのルートを示しますが、1046mのコル(鞍部)まではキッチリとした踏み跡がありましたが、それ以降は北方向で藪が少ないところ歩くという感じでしたが、いくつもの沢を渡らないといけないという、渡渉の回数が増える地点でした。

特に梅雨に入っており、前週も多くの雨の日があり、水量は増えておりました。

1箇所目の渡渉ポイントでは、休憩をして水を組んで、おにぎりを食べました。

沢の水はミネラルたっぷりで、美味しいと感じました。。。

まあ、3時間ほぼ歩きっぱなしなので、何を飲んでも美味しいはずです。

霧島の天然水ありがとうございます。

2つ目の沢は非常に深い谷で、巻いて回避しようとしたのですが、45m程登りましたが、そのまま登ることができず、一旦30m程下って、別のルートを登り返してようやく通過することが出来ました。

急な上りを上がったり、下がったりで大変体力を消耗しましたよ。

滝の様な流れの沢がいくつもありました。

渡渉しやすい場所にはピンクリボンなどの目印がありましたよ。

途中、ピンク色や赤色のツツジに励まされて何とかかんとか

大幡前山まで到着です。

時間は9時36分。 ちょうど5時間経過です。

竜王山から大幡前山までの独自ルートに2時間近くかかったということになります。

ここまで時間がかかるのであれば、矢岳から北に抜けるある程度踏み跡があるルートの方が早いかもしれません。

大幡前山と男前の高千穂峰の間に、矢岳と竜王山が見えます。

ここまでが長かったですが、ここから先はきっちり踏み跡のある通常ルートなので、精神的には楽勝です。

大幡山まで700mのところに、大幡池および夷守岳方面に向かうT字交差点があります。

せっかくなので、大幡池に向かいます。

横溝正史のドラマ「犬神家の一族」の湖から足が出ている姿が有名ですが、片足ですが、大幡池にも出ていました。

YouTubeにありましたので、下記に添付しました。

片足ですが、似てますよね

大幡池から大幡山→獅子戸岳→韓国岳は踏破しているルートなので余裕ですよ!

スケキヨの足を見た後、大幡山を目指して歩く中、視界が開けます。

すると、またまた高千穂峰が見えました。

その間には、矢岳と竜王山、そして大幡前山と、ここまで歩いたルートが見えて、男前の高千穂峰が少し小さく見えます。あそこから来たんだという思いに駆られます。

前にミヤマキリシマのピンク色を配置することで、なかなか良さげな写真となります。

そして八幡山。

1352.5mの標高です。

大幡山を超えるとミヤマキリシマが鮮やかに咲くエリアが増えてきます。

例年よりも控えめということの様ですが、私には十分なピンク色です。

進む方向の韓国岳をバックに少しのピンク色を配置してパチリ。

左のピークが獅子戸岳となります。

そして、そして、獅子戸岳山頂です。

10時55分の到着です。

獅子戸岳の標識がある山頂は眺望が利かないので、少し高千穂峰側の展望エリアで皆様が休憩されていました。

11時前という時間で、昼食タイムなのかもしれません。

私もせっかくなので、もう1個のおにぎりをここで頂きました。

この縦走期間中、一番厄介と感じたのは尺取り虫です。

登山ルートのあらゆるところで、糸の先端に尺取り虫がいて、人間様にへばりついて、どこかに移動しようという魂胆の様です。

そんな中、韓国岳まで距離1.3kmを示す標識にたくさんの尺取り虫がいましたので、ご紹介です。

ここで、一般教養です。

尺取り虫は正解ですが、百鳥虫(ひゃくとりむし)は不正解です。

なぜか私は、ひゃくとり虫と思っていました。

この日は本当に天気が良く、ミヤマキリシマのピンク色が映えていました。

下記のような写真もいかがでしょうか?

そして、そしてこの日最後のピークとなる韓国岳に到着です。

12時を少し回りました。

ミヤマキリシマもあり、梅雨の中休みの晴天ということもありで、山頂は沢山の登山客で密でした。

それぞれの登山者がソーシャルディスタンスを取られて密を回避されていたのかもしれませんが、私は休む間もなくそのまま大浪池へ降りて行きました。

山頂からの写真を数枚撮るのみで下山です。

大浪池への下山コースには木製階段が龍の如く連なっています。

大浪池のバックには桜島がちゃんと見えていますよ

大浪池のほとりまで降ってくると、振り返り韓国岳を撮影です。

大浪池から登山口までの石畳を急ぎ足で歩いて、登山口に到着です。

13時31分到着で、9時間を何とか切ることが出来ましたよ。

韓国岳の山頂で、個人ハイヤーを頼んでいたのですが、登山口に黒のNーBOXが止まっていました。

少し待った様ですが、色々な登山客が降りてくるのを見て、時間潰しになったようで、個人タクシーの運転手から文句は出ませんでした。

よかったです。

大浪池登山口からスタート地点の高千穂河原まで、送ってもらいました。

高千穂河原手前には駐車場の順番を待つ車の列が出来ていました。

さすが、ミヤマキリシマです。

手前で降ろしてもらって、愛車に乗り込み自宅に帰ります。

高千穂峰から矢岳までのルートと、竜王山から大幡前山までのルートは道なき道を歩いたのでかなり時間もかかり、精神的にも苦しいルートでしたが、何とか縦走を無事に終えることが出来ました。

ミヤマキリシマのピンク色は、かなり元気をいただけるもので、多くの人を惹きつけるのが良く分かりました。

今後は、毎年5月末から6月頭のミヤマキリシマの鑑賞が楽しみです。

ブログもこの記事で500となりましたが、次は1000回を目指して、地道にカキカキしていきたいと思いますので、読者の皆様の熱き心をお願い致します。

どうもありがとうございました!

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いのとも
鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

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