旅行・登山・温泉に関する情報

863)_2022年9月の関東遠征(百名山4座登頂)その5 台風の中、男体山へ

男体山は登山するのにお金が必要なお山なのです!

早朝の日光東照宮への散策を終え、やはり男体山へ登ろうという思いから、中禅寺湖方面に向かいます。

日光東照宮の散策の様子は上記ブログにて。

男体山は、中禅寺湖と隣り合わせって今回初めて知りました。

あの「いろは坂」、「華厳の滝」のすぐ近くです。

何も考えずに、中禅寺湖の近くにある県営の駐車場に入って、駐車しました。

 https://www.tochinavi.net/spot/home/?id=19250

大雨だったので、1階のコンクリに囲まれた場所に駐車して、いざ男体山に行こうかと改めてYAMAPを見ると、男体山の登り口の真下に無料の駐車場があることに気づいたのです。

仕方ないので、320円の駐車料金を自動改札機で支払い移動です。

5分も駐車していないのに320円払うハメになってしまいました。。。 泣

そして、登山口に移動です。

大雨ということもあり、無料駐車場も空きだらけでした。

それでもこんな観光地に無料の駐車場があるのかと思っていたら大間違いでした。。

その後、しっかり回収されるとはつゆ知らずです。

日本百名山男体山登山口の矢印にならって神社に入ります。

「日光二荒山神社」という神社のようです。

鹿児島人には全く理解できませんでした。

そして、社務所で男体山に登りたいことを伝えると、受付の巫女さんはけげんな表情でした。

どうも台風接近中で、無謀な登山者は排除していたようなのです。

それでも、いやいや登りたいですと掛け合うと、男の責任者のような方と変わって、もう1度あらためてのお願いとなりました。

カッパや非常食なども持っており、登山に関してもベテランであると説明し、何とか渋々の了解をいただきました。

ここで終わりません。

なんと、男体山に登山するためには1000円の入山料が必要なのです!!

男体山はこの「日光二荒山神社」の奥宮ということなのです。

驚きでした。

日本百名山で入山料がいるお山があるのです。

協力費という形で登山道やトイレの整備などの費用負担を求めるところはあるかも知れませんが、男体山は神社管轄で入山料が必要なのです。

それゆえ、何か事故でもあった場合は責任を取らされるので、危険がある場合は登らせないというスタンスのようなのです。 (この見解は個人的な想像が含まれます。)

そして上記の御守護のお守りをいただけるのですが、これの代金が1000円という言い方もあるのかも知れません。

とにかく、1000円必要だということは間違いない事実です。

ようやく、出発です。

時間は9時30分でした。

1合目を過ぎると普通のお山です( ^ω^ )

1合目までは石段で、神社っぽいところですが、それ以降はごくごく普通のお山となります。

3合目から4合目は直登のルートもあるようですが、基本的には車道を歩くルートになっています。

3合目の石碑がこちら↓↓

そして4合目がこちら ↓↓

この先は神社の様相は全くありません。

石の多いお山です。

大きな石が重なっているので、そこには隙間があり、その隙間にオコジョが巣を作っているようで、YAMAPの他の登山者の方はオコジョに遭われているようです。

かわいいオコジョを見たかったのですが、大雨の台風が接近している状況では出て来てくれませんでした。

残念。。。

そして7合目の鳥居。

八合目は滝尾神社となっています。

岩に設けられた神社です。

そして、そして九合目。

ここまでにご夫婦2名と会っただけです。

台風接近中に登る人はいないのか、神社が止めた為に少ないのか分かりませんが。。。

山頂付近は、火山岩が広がり、富士山的な様相です。

そして、11時30分過ぎ、山頂と思われる雰囲気の景色が見えてきました。

写真では伝えづらいのですが、劣悪な雨風の中です。

動画がありますので、どのような状況であったか確認頂ければ幸いです。

上記の写真の印象とは全く違うと思います。

山頂と思った所は、山頂ではありませんでした(;_;)

上記の動画から普通の感覚では、山頂に到着したと思うと思います。

しかし、ここは山頂ではありませんでした。

下記の立派な「二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)」の御神像があっても。

男体山山頂の標識があっても、YAMAP上の山頂は違いました。

暴風雨の中で、山頂での長居は不要とすぐに下山したのですが、九合目まで降りたところでYAMAPの地図をふと確認すると、右奥の山頂に登頂したことになっていないのです。

下記がそれを示す地図です。

この僅かな差で、せっかく1000円を支払い、台風が近づく暴風雨の中で登頂したことが記録として残らないことは残念なので、九合目からもう一度登り返して、右奥の山頂まで戻ることにしたのです!!!

このために、まるで双子の山頂があるような標高グラフになっていますが、これは登り返したために、このようなグラフとなったのです。

右奥の真の山頂近くには鐘がありました。

青銅の鐘です。

偽りの山頂、だまされた思いが強く、九合目まで降りて、登り返したことに対しての怒りを込めた鐘の音をお聞き下さい。

下記動画でどうぞ。。。

真の山頂には太刀がありました!!

根元には、「二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)御真剣」の文字がありました。

見た目はかなり鋭利な刀です。

そして、YAMAPの軌跡を確認すると、男体山の山頂を登頂した記録がありました。

これで安心して下山出来ます。

下りは得意です。

急いで降ります。

途中、この日鹿児島に帰る飛行機は本当に飛ぶのか心配でしたので、ANAの運行状況を確認しました。

私が乗るANA629便は、13時25分の段階で、「台風のため天候確認中」との状況でした。。。

果たして無事に帰れるのでしょうか??

13時30分、もう少しで登山口って所で中禅寺湖が見えてきました。

山頂の暴風雨とは雲泥の差です。

そして13時45分、下山完了です。

お疲れ様でした。

途中登り返しをするロスがありましたが、それでも4時間半で往復出来ましたよ。

距離は登り返しも含めて9.9kmでした。

男体山登山のご参考にして頂ければ幸いです。

ABOUT ME
いのとも
鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です