2022年9月24日、遠征2日目の常念岳からの帰り道
9月24日の小梨平から常念岳のピストンさんこうについて、下記に詳細を記載させて頂きましたが、そのこぼれ話を今回はご紹介。
蝶ヶ岳での素晴らしい眺望を目の当たりにして、もう少しとどまりたかったのですが、16時で小梨平キャンプ場のお風呂がクローズするので、その前にキャンプ場に戻りたいという希望から、下りを駆け抜けました。
徳沢園に降りて、真っ暗な中で通過した行きには見えなかったキレイな徳沢ロッジがこちら↓↓
真っ青な空に、いかにも山小屋の様相の徳沢のロッジはイイ感じです。
ここで目にとまるのは、またまたビール。
蝶ヶ岳では地球に大半を呑んでいただく結果になったので、ここでもう1杯いただくことにしました。
時間もないので、アサヒのスーパードライDRYを呑みながら歩くというハシタナイ行動。
申し訳ございません。
徳沢でのビール価格は、350mlが400円で、500mlが550円でした。
蝶ヶ岳では350mlが600円だったと思うので、3分の2の価格になっています。
ちなみに、徳沢での500mlペットボトルのコーラは250円です。
蝶ヶ岳では真正面に見えた穂高連峰ですが、徳沢に降りてくると見上げる高さになります。
梓川の姿と相まって、イイ景色です。 ↓↓
向かう小梨平、つまり上高地方向を見ると”あの”山が見えました。
前日、大雨の中で登頂した日本百名山の1つである焼岳です!
昨日の天気とは全く違い、別世界です。
また行きに食べ物を購入した横尾方面を見ると、大天井岳あたりの眺望です。
この日の折り返し点となった常念岳はここからは見えませんね。
手前のお山は横通岳でしょうか??
徳沢から進んで、明神近くまで来ると穂高の見え方が変わってきます。
屏風の頭の左にそびえるのは前穂高岳ですね。
翌日は槍穂高の縦走でしたが、この前穂高に登る余力はなく、未踏のお山となっています。
そして、明神山荘に到着。
かなり大きな「穂高奥宮」の木柱がありました。
行きには全く気付かず、スルーでした。
徳沢以降は、本当に沢山の方が居られました。
徳沢ロッジ等の山荘で泊まることだけを目的に来られている方も沢山おられる様ですね。
そして、そして16時前に木梨平キャンプ場に帰って参りました。
32.5kmを12時間で踏破です。
よくがんばりました。
晴天の小梨平キャンプ場は最高です!
前日、大雨の中、最悪のテント泊でしたが、この日ベースキャンプに戻ってくると全く異なる世界になっていました。
気持ちいい日差しと真っ青な空に、テントがいくつも立てられていました。
西穂高岳が目の前にあり、上高地の良さをまざまざと感じる雰囲気です。
紺碧の空がとにかく良いですね。
我がベースキャンプのテントも問題ありません。
朝出発した時のまま、存在していました。
前日は大雨の中で設営したので、もっと場所を選べば良かったかもしれませんが、あまり混雑しているところよりは良いかもしれません。
小梨平キャンプ場のWEBサイトからキャンプ場の地図を借用していますが、私のテント位置はBあたりとなります。
トイレにも近く、受付や浴場、食堂にも比較的近い場所です。
https://www.nihonalpskankou.com/facility/
下記の写真の右側が浴場で、左側が食堂となります。
この先を進み、右の受付と浴場の間にトイレがあります。
ここのトイレは洋式です!
そしてゴミ捨て場もあるので助かります。
左の奥が受付となります。
16時に滑り込みセーフで「小梨の湯」に入ることが出来ました。
昨日の大雨、本日の30km越えの歩きの疲れをしっかり取るべく、長湯をさせて頂きましたよ。
テント宿泊者もお風呂は600円です。
外来者は700円という設定です。
お風呂のあとは、木梨平食堂での夕食です。
浴場のすぐ隣となります。
ラストオーダーが17時20分なので、食堂に入った瞬間がラストオーダー的な状況でしたが、生ビールに大盛りご飯の山賊定食を食べることが出来ました。
食堂内の写真は最終日の朝に撮影したものなので、時計の時間が朝の7時を示していますが、コロナ感染防止のために、対面で座る配置はなく、全て外側を向いている椅子に座っての食事となります。
ここで、まずは生ビール。
600円です。
このビールが至福のときでした。
また行きたいと思う小梨平の食堂です。
そしてメインの山賊定食。
まともな食事をしていない身に、山賊定食は効きました。
ありがとうございます。
幸せでした。
普通は、テント泊での登山であれば、テントに戻れば、そこから調理をして、ごはんを食べて、片付けをしてということで、その行動で更に疲れてしまうわけですが、ここ小梨平キャンプ場では上げ膳据え膳で食事が頂けるという天国のような場所でした!
この後は、テントで爆睡しかありません。
お疲れ様でした。
翌日は槍穂高の縦走を計画。
どうなることやら。。。
つづく