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1001)_南アルプス、大雨撤退の3日後にリベンジ(^。^) 総距離44.6kmの聖・光縦走( ^ω^ )

2023年4月30日、南ア遠征、大雨で撤退

コロナが収まってきており、遠征に行きやすい雰囲気になっております。

そんな中、GW序盤戦、4月30日に南アルプス光岳ピストン日帰りにチャレンジしましたが、大雨、残雪で撤退したことを下記で報告しております。

そして、懲りずにリベンジとして、彦根城近くの旅館お泊まりの旅から帰ってきた足で、再び飯田市に向かいました。

3日前にいた場所なので、比較的スムースに登山口まで行けましたが、実家から6時間ほどの距離にあり疲れました。

登山口の駐車場に到着したのは、5月3日になっていました。

車中泊をして、5時起きで準備。

5時45分に登山開始です。

GW前半戦は雨予報で駐車場の車はわずかでしたが、5月3日、4日は天気良しの予報だったので車も多い状況でした。

上記のゲートから登山開始ですが、ルート地図は下記となります。

Sがゲートの位置となり、小聖岳から聖岳を目指して進みます。

3日前の遠山川の姿はこちら ↓↓

大雨のため、濁流となっていました。

しかし、3日後の2023年5月3日には、清流に戻っておりましたよ。

聖岳に行く際は、渡渉があるとのYAMAP情報から、少し安心しました。

そして、易老渡です。

3日前は、ここの橋を渡って、光岳に向かうルートを行きました。

今回はまっすぐ進んで聖岳を目指して歩きます。

落石が激しくあるようで、ガードレールがボロボロになっています。

また駐車場からここまでの時間を稼ぐために、自転車で来られる方も何人か居られ、デポされているのです。

小さなトンネルを通過し、さらに進みます。

大きく視界が広がるところに出ると、おそらく目的の聖岳が見えるのでした。

あれは聖岳に違いありません。

易老渡をさらに進んで、聖光小屋。

かなり立派な山小屋です。

便ヶ島から本格的な登りとなります。

登山ガイドの看板もあります。

登山道には落石跡があちらこちらにあります。

下記のようにかなり大きな落石あります。

そして、薊畑の分岐です。

ここが渡渉ポイントとなります。

渡渉用の簡易はしごがありました。

水に入る必要は無さそうです。

川を渡って、急な登りとなります。

それでも全く苦になりません。

それはなぜかと言いますと、それは、Amazon オーディブルのお陰でした。

このときは、2016年に芥川賞を受賞した「コンビニ人間」を聞いていました。

ワイヤレスイヤホンで、芸人の大久保佳代子さんの朗読の小説を聞くのです。

 

大卒で就職せずに、コンビニバイトを続けて、18年という主人公の物語。

オドロキの展開で、急な登りも忘れるほどでしたよ。

下記URLにはAmazonオーディブルのオススメ本の紹介があります。

 https://soarlog.net/audible-recommend-book/

話を戻して、標高は2,200m。

登山道は分かりやすいのですが、下記のような状態です。

そして樹林の間から、光岳方面の景色が見えましたよ。

いい天気です!

そして、稜線に出ました。

時間は9時40分でした。

上河内岳の姿がキレイに見えます。

そして、今回の縦走の最終ゴールとなる光岳のピークが見えました。

3日前に撤退した光岳です。

ここから、聖岳までは130分と書かれています。

荷物をデポして、百名山の聖岳を目指します。

目指す聖岳のピークも見えます。

下記の写真です。

そして、聖岳に向かう稜線を歩いていると、あの見覚えのある山の姿。

日本一のお山です。

拡大写真は下記です。

キレイに見える富士のお山です。

また、西の方向を見ると、キレイな飛行機雲。

真っ青な空に、真っ白な飛行機雲。

3日前の大雨とは全く違う状況です。

そして、手前の小聖岳と左奥の聖岳ピーク。

空には、大きなハサミをふるうバルタン星人のような雲。。。

富士山の写真ばかりになりますが、撮影場所が少し変わると雰囲気も変わります。

こんな天気の良い日に撮影した色々な富士山。 

その姿をどうぞ。

そして、そして、今回のコースで1つ目のピーク、小聖岳の山頂に到着です。

10時40分です。

山頂の標識は風化しており、全く分かりません。。。

標識の向こうが聖です。

聖岳の岩肌には無数のツララ。

湧き水がツララとなっている様です。

最後の登り。

はるか上の方に、先行して登られている登山者の姿見えます。

そして日本百名山の頂きに到着。

YAMAP41座目の日本百名山となります。

そして、山頂からの赤石岳方面の景色はこちら↓↓

大きな山容が印象的です。

また、中央アルプスと北アルプスの山々も見えます。

下記は全体的な眺望。

中央アルプスと御嶽山の姿はこちら↓↓

木曽駒ヶ岳と空木岳、御嶽山の3座は百名山の山々なので、そのうちに行くことになると思います。

そして北アルプスの姿。

雪が付いていない三角のピークが槍ヶ岳。

その左には、穂高連峰。

凛々しい姿が見えます。

さらに拡大。

せっかくの百名山ピークですので、記念写真を1枚撮影。

iPhoneを雪にさして、アップルウォッチでシャッターを押しました。

ザックはデポしており、昨年北アプルスの上高地で購入のエコバッグでここまで来ました。

おやつだけを入れて。。。

このエコバック、ザックを背負う様に持ち手を両腕に通して使いましたが、コレいいです。

聖岳の標高は、3,013mで日本の3000m峰21座の1つとなります。

YAMAPの記録上では、私は9座目の3000m峰となります。

最後に、聖岳の標識とそのバックに日本一のお山の写真を撮影しましたよ。

休憩もソコソコに、先を急ぎます。

この日はどこまで行けるかな?

この段階ではまだ決まっていませんでした。

まずは、手前に大きく見える上河内岳を目指します。

デポしたザックを回収し、稜線を進みます。

聖小屋はスルーで、そのまま南岳に向かうルートを進みますが、ここはピンクリボンの目印も少なく、分かりにくいルートでした。

それでも何とか乗り越えて、南岳の手前までやってきました。

ここにはたっぷりの残雪。

チェーンスパイクを装着して歩きました。

振り返ると、左に先程までいた聖岳のピークが見えます。

左の聖岳から奥聖岳、赤石岳に悪沢岳までの南アルプスを代表する山々が見えるのです。

そして、15時20分、標高2,803mの上河内岳に到着。

出発から10時間ほど経過しております。

この日、最後の富士山。

上河内岳山頂からの姿となります。 ↓↓

ここから下って、茶臼小屋まで歩きます。

前に見える鞍部から左に少し下ったところに茶臼小屋があるはずです。 ↓↓

16時26分、本日宿泊させてもらうつもりの茶臼小屋に到着。

しかーし、です。

扉は閉ざされてあり、閉ざされた扉には、張り紙がされていました。

令和3年8月の張り紙でした。。。

ヤバイ、ヤバイ。

茶臼小屋には泊まれないのかと不安になった瞬間、階段を登る足音が聞こえました。

避難小屋の入り口は2階だったのです。

先に5組6人の方がおられましたが、何とか寝床を確保する事ができましたよ。

助かりました。

茶臼小屋からも目の前に富士山の姿。

テントを張っている方も居られました。

あとは飯を食うのみです。

17時半からの夕食です。

5月1日の彦根城近くの旅館での夕食時間と同じです。

夕食の中身は全く異なり、上記のどんべいうどんと、コンビニおにぎり2個の質素なものです。

それでも、暖かいうどんは最高に美味しいのです。

また今回、鹿児島にシュラフを置いてきたので、南アルプスに来る途中のカインズで1980円で購入のうすうす寝袋での睡眠となります。

残雪残る南アルプスの山小屋で辛いだろうと思い、ホッカイロを持参。

さらに、ザックに隠されたスポンジをマットに使い、最後にザックの中に足を入れて寝ましたよ。

ロングランだったので、こんな厳しい状況でしたが、何とか寝れました。

というか、疲れでイビキをかいて、他の皆さんのご迷惑になったのではないかと思う次第です。

18時過ぎから翌日の4時まで、10時間ほど何度も目を覚ましながら、寝返りをうちながら眠るのでした。

下記がモンベルのザックに仕込まれたクッション。

このマットをシュラフの中に入れて寝ましたよ。

シュラフの中に入れることで、寝ている間にどこかに行ってしまうことを防ぐことが出来ました。

下記の写真は実家に帰ってから、ザックの写真を撮影しています。

薄いマットですが、あるのとないのでは大違いです。。

そんなこんなで、南アルプス聖、光の縦走コース1日目の終了です。

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鹿児島に赴任し20年以上暮らしてきた関西人の経験を踏まえたお得な情報を発信するブログです。知っているのと知らないのでは大違いな事を沢山経験してきましたので、お得情報のお裾分けが出来ればと思っております。

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