2023年5月3日、聖岳登頂を終えて茶臼小屋まで。。。
5月3日の1日目の様子は、前回ご報告。
茶臼岳で夜を過ごして、翌日の5月4日早朝の様子からご紹介。
ルートの復習です。
YAMAPさんの地図を参照下さい。
前日はSの芝沢駐車場からスタートし、遠山川沿いを歩き、小聖岳から聖岳まで登って折り返し、聖平をスルーして、南岳、上河内岳のピークを経由して、茶臼小屋に到着でした。
翌日5月4日。
4時起きで出発の準備。
小屋の前には、朝焼けと富士のお山。
心が洗われる様な景色です。
まずは1段階のズームです。
ここからさらにズーム。
iPhone14Proなら、ここまで撮れるのです!
景色を見ている茶臼小屋はこちら↓↓
相当立派な山小屋です。
感謝、感謝です。
その小屋の横には水場あります。
常時流れている様で、助かる水場です。
小屋の前では、テントが2張り。
私もイビキをかくので、テントに泊まった方がいいのかもしれませんが、ロング縦走では出来るだけ荷物減らしたいところ。。。
それにしても初めての茶臼小屋でしたが、いいお宿でした。
静岡県には感謝です。
茶臼小屋から2日目のスタートですが、いきなり、雪渓を稜線まで歩く必要があります。
残雪多しです。
稜線に出る前に日の出となりました。
この日もおひさまに負けてしまったのです。
ちょうど時間は5時です。
稜線まで到達です。
もう一度、オレンジ色の太陽を確認です。
北側を見ると、前日ピークに立った聖岳も少し焼けていました。
日の出と富士山のコラボ写真も掲載です。
日本の夜明けです ♪( ´θ`)ノ
茶臼岳も赤く染まっています。
本日、1座目となる山です。
振り返ると、中央に前日登った聖岳、右に上河内岳の姿。
南アルプスの奥深さを示すような写真です。 ↓↓
そして、東方向には、富士山と昇る太陽。
よい天気で何よりです。
3日前の大雨とは全く違う景色です。。。
そして、茶臼岳山頂に到着。
2,604mの山頂です。
標識の右が聖岳でございます。
方向を変えて、もう1枚。
山頂は岩がゴロゴロです。
この日、1座目のピーク茶臼岳からゴールの光岳の方向を確認です。
この日も20km以上歩く必要があります。
もう1枚、南アルプスの姿。
↓↓ 中央には、悪沢岳3,141mの姿も見えています。
百名山全山完登の為には、あのピークに立つ必要があります。
茶臼岳の山頂で自撮り1枚。
飛行機も飛んでいますね。
ゴールの光岳を目指して、足を早めます。
途中、仁田池が出現。
少し割れていますが、氷です。
貴重な水場があるので、野生動物も多くいるようです。
こんなものがありました。
鹿のモノとは違うように思えます。。。。
さらに痕跡がありました。
残雪の上に足跡。
これ偶蹄類の動物ではないです。
上記の足跡、どこかで見たような。。
そうそう、あのアウトドアブランドのロゴだ!!
やはり、熊さんの足跡のような。
やはりいるのです。
北海道では熊に襲われる方がおられ、熊の胃の中から被害者のDNAが検出されたというニュースが出ていましたが、恐ろしいですね。。
南アルプスの熊さんも、人間を襲い食べてしまうのでしょうか??
これを機会にクマ鈴は直ぐに買おうと思いましたよ。。。
残雪の稜線に、人の足跡と、クマさんらしき足跡が並んでいます。
これが南アルプスです。
そんなデンジャラスエリアを通過して、希望峰の山頂。
山頂といっても何も無いようなピークです。
ここからガンガン飛ばします。
あっという間に易老岳。
写真ありませんが。。。
ここから芝沢駐車場までの下りのルートなので、ザックをデポして、光岳を目指します。
そして、3日前に撤退した三吉平に到着。
ここから先は私にとって未開の土地となります。
この先、またまた残雪が多くなってきました。
3日前の大雨では残雪のところに大雨で、氷水が流れる登山ルートでした。
この日は大丈夫でした。
かなり残雪ありますが、、、
相当な雪渓です。
この雪はいつまで残るのかな??
この雪渓を越えたところに水場がありました。
雪渓を登りきったところで振り返ると、青空に存在感のある山容。
前日登頂した上高地岳のようです。
雪渓を登りきると、湿原です。
渡り廊下がありました。
そして、光小屋(てかりごや)が見えました。
その向こうが光岳と思われます。
青い空がキレイです。
そして、光小屋。
キレイな立派な小屋です。
光小屋からの景色。
ここからも富士のお山が美しく見えるのです。
光小屋から聖平小屋まで、8時間30分のコースタイムが記載されている標識。↓↓
南アルプスの広さを改めて感じるところでした。
そして10分少々で、光岳のピークに到着。
2,591mの頂です。
今回、1泊2日で聖と光の百名山2座を一気に登頂でき、良かったです。
3日前の大雨の撤退判断も正解でした。
ちょうど良いタイミングでソロの方が山頂に居られましたので、記念写真撮影してもらいました。
良い記念写真となりました。
せっかくなので、光岳(てかりだけ)の名前の由来になったという光石(てかりいし)も見に行きました。
光ってましたよ!
光石の上で、コンビニおにぎりを頂きました。
目の前には中央アルプスの姿。
正面が空木だけ2,864m。
右には木曽駒ヶ岳2,956m。
この2座も百名山です。
早いうちに登頂したいお山ですね。
写真右下には、赤い屋根のしらびそ高原と思われます。。 恐らく
帰りに、イザルガ岳のピークも踏みます。
山頂からの富士山の姿もどうぞ。
少し雲が出てきましたね。 ↓↓
あとは下るだけ。
メロスは走った状態で、芝沢の駐車場をめざし歩きます。
そして、そして、易老渡まで降りてきました。
清流の水と、新緑、青い空です。
ちょうど12時に到着です。
7時間ほどの工程でした。
最後に林道を歩いてゴールへ。
GWということもあって、多くの車が駐車されている芝沢の駐車場。
お疲れ様でした。
ここからノンストップで高速経由で4時間ほどで実家に帰りましたよ。
GWの百名山2座登頂のお話でした。。。
南アルプスの南端2座の登頂となりましたが、南アルプスはまだ8座あります。
次は、甲斐駒、仙丈かな。。。
引き続き、日本百名山完登目指して頑張ります。
現在42座。
残り57座です。
草津白根山が火山活動で登頂不可なので、99座となっています。
おしまい。