「龍門浪漫コース」のルート
前回、龍門司坂の前にある非常に立派な公衆トイレに、ツバメの巣が出来おり、そこには元気な5羽のヒナがいることを紹介させて頂きました。
そこからの続きです。
まずは、入口の石碑です。滝の方は、龍門滝(りゅうもんたき)でありながら、坂の方は(たつもんじざか)と読み方が違うので、石碑にも読み仮名がふってあります。
国指定の史跡となっている様です。
看板もよく見える様に圧縮をできるだけかけないにしました。
少し重いです。
明治10年の西南戦争では、総数6,000ともいわれる薩摩軍の兵士がこの坂道を登って熊本方面を目指したようです。
そんな龍門司坂を全国区にしたのは、大河ドラマ「西郷どん」で、オープニングでの映像に出ていたり、ドラマ中に何度となくロケ地として使われていたからです。
「西郷どん」だけではなく、その前の「龍馬伝」や、「篤姫」、「翔ぶが如く」など鹿児島ゆかりの大河ドラマでは全てここで撮影がされているようなのです。
鹿児島で25年暮らす関西人の私「いのとも」も初めて龍門司坂を訪れましたが、ここを見て、利用されることがよく分かりました。
杉林に、石畳と現代社会のものは何もなく、昔の様子がそのまま残っているためだと思います。
その一部を紹介させて頂きます。
しかしながら、大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛「決意の杉」は、訪れた人の触りたい症候群で、杉の苔がハゲて黒くなっていました。
この杉は歴史ドラマでは使えなくなったと思います。
登りきったところには同じ看板がありました。
ここにも大河ドラマ撮影地であることをアピールする看板がありました。
登って来た「龍門司坂」を見返します。
坂に入るとタイムスリップの感覚です。
龍門司坂を登りきり、アスファルトの道路に出たところを左に進むと「さえずりの森」となります。
キャンプ場やバンガローなどがありました。
キャンプの受付とカフェを兼ね備えたお店がありました。
この日は大雨だったので開店休業だと思いますが、、、
中間点、最高点を超えて、金山橋へ
龍門浪漫コース約6kmの中間地点までやって来ました。
子供遊具のある公園が中間点で、かつこのコースの最高標高点です。
この先で少しコースを間違えましたが、引き戻して難を避けました。
しばらく歩くとまた、立派なトイレがありました。
この姶良市のフットパスコースで驚くのはこのトイレの整備です。隣町に住むものとしても、このお金の掛け方は素晴らしいと思います。
街に人を呼び込むためには、トイレなどをキッチリと整備しないといけないと思います。
この日は、金山橋よりも網掛川の水流の方が派手でした。
この流れがそのまま龍門滝へと続くのです。
通常であれば、河原にも降りられるようですが、この日は無理です。
ホタルの生息地でもあると看板に記載ありますので、その時期に再訪できればと思います。
最後に龍門滝に戻ります。
金山橋から先進むと龍門滝手前の網掛川です。
この先、右が滝です。
展望台もありました。
今回は大雨の中でしたが、また天気の良い日に歩きたいと思います。
この展望台からの下り坂は、更にすごい状況でした。
遊歩道は川になっていました。
17時30分、出発から2時間ほどで戻ることが出来ました。
歩いた距離は5.8kmで、良い運動になりました。
この後は、龍門滝温泉で気持ち良い時間を過ごすのでした。
今後は、龍門滝温泉に来る時は、2時間のフットパスコースを組み入れて3時間コースで考えたいと思います。
これからも継続して、歩き歩きを目指します。