鹿児島県長島町の小さな島、竹島を散策
まんぼうの中、県外移動の自粛が求められている中で、熊本県天草に渡ってしまったお話です。
2021年9月18日、台風14号が過ぎ去った直後でしたが、長島町を観光した下記のブログの続きとなります。
長島大陸市場食堂で、フワフワのブリカツを食べておなかいっぱいになり、少し歩くことにしました。
漁協の駐車場に車をとめたまま、竹島大橋を歩いて、竹島に渡ることにしました。
針尾の展望トイレから見た竹島が下記の写真となりますが、天気もよく少し歩くのに絶好のロケーションです。
歩いた記録はYAMAPに残します。
YAMAPの軌跡が下記になります。
往復2.5kmで、ちょうど1時間の散歩となりました。
写真を撮りながら、景色を楽しみながら歩きました。
魚市場から竹島大橋を渡ります。
橋の渡口に開通記念碑がありました。
平成8年の開通なので、1996年となります。
つまり、私が鹿児島に来た1995年の翌年ということなのです。
小さな竹島へ渡る橋をなぜ作ったのかという印象もありますが、ブリ養殖の中心拠点とするために作られた様です。
要は、ブリ養殖で相当儲かって、地域おこしも込めての竹島大橋ではないかと勝手に思っております。
大橋から海を見るとあちらこちらに、ブリ養殖のイカダがあります。
垂水市もたくさんの養殖イカダがありますが、長島も相当数の養殖イカダがあり、獲る漁業から育てる漁業に変わりつつあることがよく分かります。
そして、竹島大橋を渡りきって、竹島に上陸となります。
ここから竹島をつっきって、堤防を歩きました。
堤防から隣島の伊唐島と伊唐大橋が見えます。
伊唐大橋は更に大きな橋なので、巨額の建設費が掛かっているなというのを強く思いました。
伊唐大橋と比べて、今歩いて来た竹島大橋を改めて見ると長さが全然違うなと思いました。
調べてみると竹島大橋の長さは295m。
一方、伊唐大橋は675m。
総工費は130億円ということで、100人程度の伊唐島に対して、130億円の橋をかけたので、ひとり1億かけたということで、税金の無駄遣いという批判もあった様です。
堤防の先端にある赤灯台の上には、トビくんがいました。
さらに近づくと飛んでいきました。
また伊唐大橋の長島側には大きく見える丘があります。
針尾の展望トイレがあった丘の様です。
拡大すると展望トイレが用を足している人が見えました。
ウソです。
竹島の散策を終えて、竹島大橋を歩いて長島に帰ります。
橋には気持ちいい風が吹いており、トリたちも気持ちよく飛んでいました。
また欄干や電力線が止まり木となるようで、たくさんの鳥が休んでいました。
最後にもう一度、竹島大橋の写真を1枚。
青空に白い雲と、いい雰囲気を味わうことが出来ました。
駐車場に鳥の羽根がありました。
この漁港には沢山の鳥たちがいるので、鳥たちにとっても住み心地の良い場所なのだと思います。
竹島の次は諸浦島へ
竹島の次は諸浦島を目指しました。
元々、獅子島に渡ることを考えていたのですが、長島での食の誘惑に負けて、11時15分のフェリーを逃していました。
次のフェリーは13時15分ですが、この船は獅子島の片側港に行かずに、天草の中田港に直接入る船でした。
港に着いたのは、12時50分。
せっかくなので、13時10分に入港し、15分に出港するフェリーロザリオを一目見ようと待つことにしました。
青い空を見ながらフェリーロザリオを待っていると、気持ちいい海風を船の上で味わいたいという思いが沸々としてきて、車はこの港において、往復ピストンのフェリー旅に出るのはどうかと思う様になってしまいました。
港のチケット売り場に行って、今日中にまたこの諸浦港に戻れる便があるか確認しました。
13時10分 諸浦港 → 13時50分 中田港(熊本県天草)
15時55分 中田港(熊本県天草) → 16時30分 諸浦港(鹿児島長島)
上記の便で、今からでも往復ピストンができることが分かりました。
これは乗るしかありません。
禁断の県外移動ですが、せっかくなのでフェリーロザリオに飛び乗ることを決めました。
と決めることが出来たのは、歩きで乗船する場合の価格が410円と非常にお安いからです。 正直なところ。
諸浦港には天草に渡る車が増えて来ました。
そして定刻から20分遅れで、フェリーロザリオが現れました。
どんどん近づいて来ます。
そして到着するやいなや、車が下船して行きます。
大きなトラックもいました。
人はというと、スロープ横に作られた歩道を歩いて乗船します。
車の下船が終わるとすぐに、天草に行く車の乗船となります。
車の乗船が終わるとダイヤが遅れているということもあり、すぐさま出港でした。
長島に別れをすることに、鹿児島県に別れをすることになります。
出航後は、進行方向側に移って、景色を眺めます。
前方に鹿児島県最北の離島、獅子島が見えますが、この船は寄港しません。
乗船後にYAMAPアプリを立ち上げて、フェリーの軌跡を記録しました。
獅子島を迂回するように、天草に向かいました。
30分ほどの心地よい風を感じる時間を過ぎ、あっという間に県またぎです。
宮野河内湾の奥にある中田港が見えて来ました。
そして到着した中田港を見てびっくり。
諸浦港と同じように何もありません。
チケット販売を兼ねた商店があるのみです。
足を鹿児島に置いて来たので、歩くしかありません。
ふらふらと上陸した熊本県を歩きましたが、周辺には何かあるわけでもなく、唯一あったのはエビス様がまつられた小さな恵比須神社でした。
その後は中田港に戻り、持参したみかんを食べたり、雑誌を読んだりして過ごしました。
商店では帰りのフェリーチケットとガリガリ君を購入です。
ガリガリ君を食べながら、ロザリオの到着を待ちます。
あっ、ロザリオがやって来ました。
中田港でモヤイロープを取るのは上記写真に写っているかなり年配のおばあちゃんです。
熊本滞在時間1時間30分ほどで、また鹿児島に戻ります。
コロナ禍に県外移動した思い出のフェリーロザリオとして、私の心に刻まれました。
さようなら熊本、天草、中田港となります。
諸浦港に戻って、愛車を拾って、自宅に戻ります。
その前に、もう1つの島、伊唐島にも渡るべく、伊唐大橋に立ち寄りました。
もうかなり日が落ちている状況でしたが、130億円の橋を渡り伊唐島にも上陸しました。
上陸時間は1分ほど、すぐにUターンして戻ります。
長島には2ヶ所、大きな温泉があるという情報を得ていたので、夕陽が綺麗に見える長島温泉センター椿の湯に寄ることにしました。
東シナ海に沈む夕陽を見るのだ♪( ´θ`)ノ
椿の湯に到着しました。
キレイな夕焼けが見える良い天気ですが、施設に人影がありません。
玄関まで行って確認すると下記の貼り紙がありました。
ここにもコロナの影響です。
8月20日から当分の間、臨時休館とのことです。
残念でなりません。
椿の湯の近くから夕陽を見るとキレイなんですが、陸地の部分に沈みそうな状況でした。
せっかくこの様にキレイな夕陽なので、海に沈むところが見たいと思い、さらに車を走らせて、長島の長崎鼻まで移動しました。
長崎鼻には灯台があります。
ここで海に沈む夕陽を見ることが出来ました。
iPhoneのタイムラプス機能を使って動画撮影しました。
よろしければ、下記動画を見て下さいませ。
そして、この日の朝に渡った黒之瀬戸大橋を戻って、霧島市の自宅へ戻りました。
長い1日でしたが、長島の魅力を感じることができる日となりました。
次回訪れる際は、獅子島上陸を果たしたいと思っております。
おしまい。
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