2021年10月10日(日)朝3時前に滋賀を出発( ^ω^ )
帰省に合わせて、百名山の1つ白山に行こうと思っていました。
きっちりと登山道具を鹿児島から持って帰っていましたよ。
下記のカーナビアプリの様に、実家から白山まで高速を使ってちょうど3時間ということで、6時登山開始を目標に3時前に実家を出発しました。
車は母親の愛車、スペーシアを借用です。
そしてほぼ予定通り、白山登山口基地となる市ノ瀬に到着です。
ものすごい車の量にびっくりしました。
流石に百名山。
更に紅葉の季節で、天気予報もよいという状況なので活況でした。
よく理解していなかったのですが、この市ノ瀬からシャトルバスで登山口まで移動するというのが定番の様です。
帰りを含めて、往復1600円を支払いバスチケット購入です。
駐車料金の支払いがなかった分、このバス代で調整しているのかなというのが印象です。
登山客が多いので、どんどんと臨時バスが出発していきます。
6時15分、シャトルバスが出発しました。
下記がYAMAPの記録ですが、Gとなっているところが市ノ瀬の駐車場で、ここからSの地点までがシャトルバス移動ということになります。
20分ほどのバス移動で、別当出合の登山センターに到着です。
ここの建物も相当立派なものです。
6時35分、登山開始です。
白山も国立公園であることを下記の表示で知ることになります。
ちなみに、日本最初の国立公園は、霧島国立公園なんですよ!
霊峰白山の鳥居をくぐって、右側の砂防新道コースを進みます。
そして、いきなりの吊り橋です。
吊り橋から山頂方面を見ると白い雲に明るい日の光が反射している様です。
真っ青な空も見えるので、良い天気であることを確信するのです。
振り返ると、吊り橋が掛かる川の流れが確認できました。
この吊り橋ができる前は、小さな橋を渡ってこの川を渡っていたのではないかと勝手に想像しました。
この吊り橋で、砂防新道が相当歩きやすい道になったのではないかと思いましたよ。
市ノ瀬に沢山の車があったので先行されている方が沢山おられることは自明でしたが、登山道に入ってペースを早めると、先行して出発された方々にぶち当たります。
ちょっとした渋滞の中、登ることになります。
砂防新道の名前の由来とも思える砂防ダムが右に見えてきました。
砂防ダムを抜けると、百名山に選定されているだけの風景が現れてきました。
登山道の整備もお金が掛かっています。
そして、そして、7時43分、甚之助避難小屋に到着です。
先を急ぐために、休憩なしです。
上り初めの朝日が気持ちよく輝いています。
先を急ぎます。
次から次に、前を登る人がいます。
どんどん、パスさせてもらいます。
見事なまでの青い空にテンションが上がります。
気持ちいい登山です。
振り返ると、稜線に白い雲が掛かっています。
下記の写真で見えるピークが最終的に到達する別山だと思います。
そして、そして、黒ボコ岩に到着です。
8時21分でした。
ここで、観光新道と合流します。
ここから登山道は緩やかとなります。
整備された木道となります。
その後、ハイマツが広がる中に開かれた大きな石の道を歩いて、室堂に到着となります。
大きな大きな室堂センターが下記となります。
こんなにデカイので、山小屋ではなく、山大屋ですよ。
室堂センターの裏側には、大きな屋外休憩所があり、沢山の登山客であふれていました。
下記写真の黄色いザックの人はアカの他人です。
ここでも休まずに、一気に山頂を目指します。
上記写真の前に見えるのが御前峰となります。
上から見ると室堂センターの大きさが更によく分かります。
今はコロナ禍なのでそこまでの人はいないと思いますが、数年前のお盆時期などは1000人単位の人が宿泊されるような状況だったのではないかと妄想しております。
これだけ立派な登山基地は久々に見た感じです。
そして、あと500mで山頂の看板が見えました。
9時14分。
御前峰の山頂到着です。
市ノ瀬を出て、3時間で山頂に到着しましたよ!
日本三霊山の1つである白山奥宮にまずは参拝です。
志の百円を賽銭箱に入れました。
山頂は人だらけでした。
やはり人気のあるお山でした。
できるだけ人がいなくなった瞬間に山頂標識の撮影です。
標高2,702mということなので、ホームの霧島山の韓国岳1,700mに対して、1,000m高いことになります。
せっかくなので、自撮りも一枚撮っておきました。
コロナ禍なので、銀行強盗スタイルです。
山頂からの景色は最高でした。
雲海の上に、日本のアルプスの山々が顔を出していました。
上記が雲海上に顔を出す日本の屋根とも言われる北アルプスの峰々で、左のとんがったのが槍ヶ岳で、右の更に標高が高い山が奥穂高岳で、富士山、北岳に次ぐ、日本3番目の標高3190mのお山です。
前穂高、涸沢岳、北穂高と奥穂高の4つが並んで見えているものと推察します。
いいものを見せてもらいました。
ラッキーでした。
室堂の方を見ると、次々に山頂を目指す登山客の姿がありました。
名残惜しいですが、先に進みます。
上記写真に見える剣ヶ峰は崩落の危険性があるため、立ち入りできない様です。
それゆえ、もう1つのピークである大汝峰(おおなんじみね)に向かいます。
下記の写真の左側のピークとなります。
霧島の大浪の池もカルデラ湖なのですが、ここ白山にも同じ様な沢山のカルデラ池があります。
小さいので池ということになると思います。
お池めぐりの看板もあります。
大汝峰まで、あと1.2km。
振り返ると、さっきまでいた御前峰と左の剣ヶ峰が見えます。
大汝峰に向かう人々も沢山です。
山頂まであと少しです。
10時18分、大汝峰(おおなんじみね)山頂です。
市ノ瀬から4時間です。
大汝峰は写真撮影だけで、すぐに下りました。
ここまで来たので、別山まで行こうと思い、先を急ぐことにしました。
下記の写真も夏の様相です。
そんな中、びっくりするものを発見です。
雪です。
万年雪ということになると思います。
今回のルートの中で雪を確認できたのはここだけです。
10月の段階でここまで残っているということはこのまま溶けずに万年行きになるということだと思います。
Googleマップを見てみると、その映像も白い雪の様なので、この斜面は万年雪としてずっと残っているのだと推察されます。
振り返って、大汝峰です。
空は青いです。
そして室堂に戻ることになります。
前方に室堂の赤い屋根が見えてきました。
この辺りは少し紅葉しており、鮮やかな色彩でした。
そして、御前峰、大汝峰の登頂から無事に帰ってこれたことのお礼を言って帰ります。
上記のような鮮やかな青空はここまでで、この後は雲の中を進む山行となりました。
所々にある紅葉は鮮やかでしたが、、、
アルプス展望台と呼ばれる地点についても、視界ゼロの状態でした。
全く何も見えません。
ここから別山までの長い道のりは視界が不十分で、我慢、我慢の道のりでした。
登山客もほとんどおられませんでした。
雲多い中でしたが、瞬間的に広がる景色を逃さず、写真に収めましたよ。
雄大な自然を楽しむことができました。
そして、南竜山荘に到着です。
ここの山荘も相当立派な建物です。
山荘の横には、南竜ヶ馬場野営場があります。
キャンプ場です。
少し先に進んで、南竜山荘の全体を見下ろします。
雰囲気のよい山荘の様子がよく分かります。
ここから先は更に手付かずの自然が残されている雰囲気の道が続きました。
その様子は下記の写真で感じ取って頂ければ幸いです。
しっかりした水場もあるので、水の保有は問題ありませんよ。
そして、別山に到着です。
14時のことでした。
市ノ瀬から8時間が経過しています。
それも視界ゼロ。
あとはほぼ下りのみというところで、カップラーメンを食べることに。
風よけの石壁がある別山神社でいただきました。
カップヌードルで体を温めて、登山口の市ノ瀬まで先を急ぎます。
途中最後のピークの、御舎利山は標識が壊れており、令和三年の新しい木のお札がありました。
チブリ尾根と呼ばれるコースを下って、市ノ瀬を目指します。
途中のチブリ尾根避難小屋もかなり立派な小屋です。
中で大きな声で語っておられる方がおられたので、入らずにスルーしました。
小さな秋も見つけることが出来ました。
尾根を大きく下ってくると、樹林帯の隙間から向かいの山肌がキレイに見えるポイントがありました。
ここまで降りてくると、また青い空が見えてきました。
そして、猿壁と呼ばれる登山口に到着です。
車を駐車した市ノ瀬はあと少しです。
一般車が入れないゲートがありました。
振り返ると青い空です。
そして、そして、ようやく10時間以上の歩行を終えて、16時53分に市ノ瀬に到着しました。
帰りは別ルートでそのまま市ノ瀬まで歩いたので、シャトルバスは使いませんでした。
市ノ瀬の切符売り場で払い戻しをお願いしましたが、NGでした。
周回される方は片道のバスチケットを購入して下さい。
初めて来たものとしては、往復ありきで購入を勧められましたので、少し納得いきませんでしたが、駐車料金がゼロでしたので、仕方なしとしました。
朝には満車状態の駐車場ですが、17時前ということで、ほとんど車はありませんでした。
母親のスペーシアで、途中ガソリンを入れただけでノンストップで帰りました。
高速道路の工事渋滞にハマり、実家に到着は21時を回っていました。
厳選した写真で百名山の白山登山日記を紹介させて頂きましたが、その写真の枚数は恐らく100枚です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
[…] 595)_帰省ついでに石川県の白山に行ってきましたよ♪( ´θ`)ノ 言わずもがな百名山の1つであります! 2021年10月10日(日)朝3時前に滋賀を出発( ^ω^ ) 帰省に合わせて、百名山の1つ白山 […]
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