少し前の新聞記事ですが、21年のアマミノクロウサギの交通事故死について報告されていました！
2022年1月27日の南日本新聞の記事です。
特別天然記念物のアマミノクロウサギが2021年の交通事故で亡くなるケースが、過去最多の７３件に及んでいることが報告されました( T_T)
アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島の2島にしか存在しないという貴重な存在です。
ちょうど1年前の2021年3月に徳之島に行った際に、その特別天然記念物の姿を見ることが出来ましたが、その可愛らしい姿にすぐにファンになりました。
徳之島での交通事故死は１７件と例年並みの数ですが、奄美大島の事故死の数が56件となっており、ここ数年で大きく増加している状況です。
奄美大島が世界遺産に登録されて、どんどん観光客が増えると、クロウサギの交通事故死が同じように増えてしまうと容易に想像できるので、対策が急務です。
同じ様な現象は沖縄の西表島でもありました。
こちらも天然記念物のイリオモテヤマネコが交通事故に遭い死んでしまうことがあると報告されていました。
イリオモテヤマネコは、324日間、ヤマネコ死亡ゼロが継続されているという掲示がされており、1年間近くイリオモテヤマネコの交通事故死がなかったという内容なのですが、ネコとウサギではその俊敏さが違うのか、個体数が全く違うのか、アマミノクロウサギは年間７３匹が亡くなっているという事実です。
交通事故に巻き込まれないような対策をどんどん実行して頂きたいと勝手に思っています。
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